2015/12/13

治療例 ブリーチングで変色した歯をナチュラルに!

歯の神経を取ると歯の色がオレンジ、ひどい人は紫色に変色していきます。
前歯で変色してくるとやはり目立ってきますよね。

今回の治療例も前歯の変色が気になり当医院を受信されました。

いきなり治療前後の写真です。

上 : ブリーチング前
下 : ブリーチング2回後

神経を取ったことによる変色は、一般的なトレーを作って夜寝るときジェルを入れてのホワイトニングでは改善されません。

ではどうするかというと、歯の中に漂白する薬を入れて白くしていきます。
つまり内側から白くします。

具体的には、
神経を取る時にほった穴に樹脂(CR)が詰めてあるので、その樹脂のみを除去します。
そこに、漂白剤(過ホウ酸ナトリウムと過酸化水素水)を入れてセメントで封をします。
その状態で1週間ほど待つと徐々に白くなります。

1回で希望の白さにならないこともありますので、その時は、何度か薬を交換することになります。

希望の白さになったら、再び樹脂をつめて元の状態に戻します。

この治療方法の最大の利点は、歯を削る量が非常に少ないことです。
歯を削る量が少ないということはそれだけ歯に負担が少なく、長持ちするということです。
もともと詰めている樹脂を削るだけです。

変色した歯に対する他の審美的な治療方法として被せてしまうという方法もありますが、
その場合は、歯の全周を削ってしまうことになり非常に歯へのダメージが大きくなります。
一度削ってしまうと元には戻せませんからね。



欠点としては、「どれくらい白くなるか、どんな感じで白くなるかはやってみないとわからないこと」です。
現在の状態よりは白くはなりますが、必ずまわりの歯と馴染むように白くなるかは保証できません。
経験的に、変色の期間が長い人(数十年単位)の人、変色の度合いが激しく紫から黒色に近い場合は、なかなか漂白するのが大変で4・5回ほど薬の交換が必要になったりします。
しかも、漂白なので、漂白独特の透明感のないのっぺりした白になることもあります。
もともとの変色の歯の状態よりはかなり目立ちにくくなりますが、希望していた完璧の状態になるかは難しいところです。

しかし、私個人的な考えですが、変色した歯への第1選択はブリーチングだと思っています。
ブリーチングして、どうしても満足できない、効果が少ないとなれば被せ物という選択で良いと思います。
いきなり被せ物をするとブリーチングは選択できませんからね。
被せ物自体も満足するほどナチュラルに出来るかというのも保証はないですからね。

歯の色で気になるところがある人は、ぜひ相談に来てください。

他の治療例なども下のサイトで紹介していますので参考にどうぞ。

歯を白く魅力的にする
「ホワイトニング」






このブログを応援してくれる人は、下のバナーをクリックしていただけるとありがたいです。

にほんブログ村 美容ブログ 審美・ホワイトニングへ  




「完全予約制」「自費診療専門」「貸し切り診療」「マイクロスコープ設置」
広島県福山市駅家町法成寺
「SlowDentalClinic」







「透明で目立たない」「異物感が少ない」「虫歯になりにくい」
「マウスピース矯正」

マウスピース矯正 in福山






歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」





歯を白く魅力的にする
「ホワイトニング」






スポーツ時の外傷から歯を守る歯のヘルメット
「スポーツマウスガード」
スポーツマウスガードin福山


0 件のコメント:

コメントを投稿