2023/05/31

治療例 マウスピース矯正とダイレクトボンディングは相性が良い

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

少し前に「マウスピース矯正」についての事件があり、テレビやネットで話題になっていましたね。

今回の事件で問題になっているのは、SNSなどの宣伝に協力してくれたら返金して実質治療費無料になると患者さんを集めたり、治療自体も計画通りに行われなかったところにあります。最終的に治療を放置して閉院という非常に問題のある状態になっています。

インプラントの時もそうでしたが、どうしても治療方法が広がってくるとこういうトラブルが出てきますね。

患者さんとしてはどの歯科医院で治療を行うかというのをちゃんと見極めていく必要があると思います。
私からのアドバイスとしてはこんな感じです。

・費用が極端に安い、または大幅割引があるのは避ける。

器具や人件費、その技術を習得するための経費などが治療費の値段の中に含まれています。すべての商売でそうですが、すごく安いものにはどこかで削られているところがあるということです。

・すぐに契約せず、まずは説明を受ける。

初日から、契約や治療を受けずに、まずは説明だけを受けに行くようにすることです。そうすれば、歯科医院・担当医の雰囲気などがよく分かります。説明にしっかり時間を割いてくれない歯医者は治療もしっかりとしてくれない可能性があります。

・今までの治療例を見せてもらう。

今までの治療例や、自分に似た治療例の写真や模型を見せてもらい、説明をしてもらう。ちゃんと治療を行っている歯医者ならば必ず、写真や模型を保存しています。写真や模型は治療の記録であり、受けられた患者さんへの説明にも利用しますし、自分の治療技術を向上させるためにも利用します。これがない歯医者さんは避けるべきだと個人的には思います。

・一つのところで決めずに、何件か相談してみる。

どうしても一般の人からしたら歯科の治療は知らないことだらけです。一つのところだけではなく何件か相談してみて自分に一番あっているところを探すべきだと思います。その時は費用面だけを重要視するのは避けるべきだと思います。

こんなところでしょうか。
これだけでトラブルはかなり防げると思うのでちょっと参考にしてみてください。

さて、いつものように当医院での治療例の紹介です。
今回は、当医院で力を入れている治療方法「マウスピース矯正」と「ダイレクトボンディング」のコラボ例です。



下の歯の1本が飛び出ているのが気になるということで当医院に相談に来られました。

他の部位は特に気にならないということで、そこの部分だけを矯正していきます。



治療部位:下顎のみ「マウスピース矯正」
治療期間:5ヶ月

矯正後の写真です。
きれいに並んだと思います。
前歯6本の歯の間を少しずつ削ってスペースを作り、歯を動かし、飛び出ている歯が入るスペースを作ってそこに押し込んでいます。
いい感じに出来たと思います。

さて、ここで問題になるのが、今度は動かした歯の形です。
もともとの歯並びのとき、先端が上の歯と当たり削れていたので、形が歪になっています。

ということで今度は「ダイレクトボンディング」を行っていきます。
「ダイレクトボンディング」は歯と似た色、透明感、質感の樹脂コンポジットレジン(CR)を直接歯に盛って接着していく審美歯科治療です。
利点は、今回のように足すだけの治療の場合は、全く歯を削らずに治療できます。
そのため、麻酔も必要ないし、治療の痛みもありません。


治療前


治療後

せっかく矯正したのに、削って被せものしたりしたらもったいないですからね。
歯へのダメージもありますしね。

「ダイレクトボンディング」と「マウスピース矯正」は相性が非常に良いと個人的には思っています。


治療前


マウスピース矯正+ダイレクトボンディング 治療後

現在の私の「マウスピース矯正」と「ダイレクトボンディング」の治療技術はこんな感じです。
ちょっと相談してみようかなって思われた方は気軽にお願いします。



























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「完全予約制」「自費診療専門」「貸し切り診療」「マイクロスコープ設置」
広島県福山市駅家町法成寺
「SlowDentalClinic」


目立たない矯正
「マウスピース矯正」
ホワイトスポット治療
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変色した歯を白くする
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歯茎の形を整える
「歯肉整形」
261

2023/05/10

治療例 歯肉整形でガミースマイルと歯の短さを改善した例

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

ゴールデン・ウィークがついに終わり、どんどん暑くなっていく感じがしますね。

さて、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類感染症になりました。
3年にも及んだこの戦いもついに一区切りがつきましたね。
徐々に以前の生活に戻っていくことに期待したいです。
そして、10年以上後に、あんなこともあったねと思い出して語れるようになると良いですね。

さて、今回は歯肉整形の治療例を紹介したいと思います。

「歯肉整形」というのは、歯肉と歯との境目のラインが歪だったり、歯肉が見えすぎたりする(ガミースマイル)場合に、歯肉を切除して整えることで審美的に綺麗にする方法です。



今回の患者さんも、笑ったときに歯茎(歯肉)が見える量が多い「ガミースマイル」と、歯が短く見えることを気にされて当医院に相談に来られました。

カウンセリングと、歯肉の検査を行い、歯肉を切除できることを確認し治療を行いました。

治療方法は、麻酔を行い、電気メスで切除していきます。
治療時間は30分程度で、痛みはありません。


治療箇所:上顎前歯部6本

治療直後の写真ですので、少し出血が見られますが、10分も経たずにすぐに止まります。
歯の見える量が多くなり、縦と横のバランスが良くなったのがわかると思います。
歯肉を整えるだけでかなり雰囲気が変わりますね。



笑ったときの歯肉の量もかなり減り患者さんもかなり満足していただけました。

傷口は約1週間程度できれいになります。

この治療方法の注意点としては、治療してから数日は傷口がありますので、人に会う、写真を撮るなどの大切な予定は入れないほうが良いと思います。

歯肉整形についてはここにまとめていますので気になる人は読んでみてください。














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