2023/06/28

治療例 ダイレクトボンディングで歯を削らず、すきっ歯(歯間離開)を目立たなくする。

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

最近急に熱くなってきましたね。
雨も降ったりで湿度が高くて、蒸し暑い感じになっています。
熱中症に注意です。しっかり水分を取りましょう。
あと、夏バテにならないように、しっかりと睡眠を取って、健康に気をつけましょうね。

さて、いつものように治療例の紹介です。
今回は、すきっ歯(歯間離開)を「ダイレクトボンディング」で治療した例です。

「ダイレクトボンディング」は、歯と同じような色、透明感、質感の樹脂コンポジットレジン(CR)を歯に直接盛り足すことで歯の形や色などを変える審美歯科治療方法です。

レジンは最近では付け爪や、アクセサリー作りに使われる素材になって一般的に認知されるようになってきましたね。
基本的にはあれと同じで、特定の光を当てると硬化するという性質があり、硬化前は自由に形を作ることが出来ます。
非常に便利ですよね。

しかも、歯科のレジンは、色、透明感、質感、粘性などで非常に色々な種類が発売されていて、それをうまく選択することで、天然歯のように再現することも出来ます。
それには、経験とセンスが必要になってきます。

さて、今回の患者さんの治療前の写真です。




上顎の前歯に隙間が何箇所かあります。
特に真ん中の隙間が気になるということで当医院に相談されました。

治療後の写真です。





真ん中のところのみ治療をさせて頂きました。
隙間を埋めるだけなので、歯を削っていませんし、痛みも無いので麻酔もしていません。

「ダイレクトボンディング」ですきっ歯を治療するときに気をつけないといけないことに、歯が大きくなるというのがあります。
隙間を埋めるので大きくなるのは当たり前ですよね。
せっかく隙間がなくなったけど、今度は歯の大きさが気になっては意味がありません。
当医院では、カウンセリング時に、レジンを硬化させずに治療後を再現するデモを必ず行っています。
今回のデモの写真はこれです。


デモがあると患者さんと治療後のイメージが共有できるので非常に有益だと思っています。
あと、色や形のチェックも出来るので治療側にもメリットがありますね。

現在の私の経験とセンスはこんな感じです。
相談してみようと思われる方は、HPの予約フォームからどうぞ。

あとダイレクトボンディングについてはこちらでまとめていますので読んでいただけるとありがたいです。














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2023/06/15

治療例 歯の白いシミのホワイトスポットを目立たなくするICON(アイコン)

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

最近雨が多くて嫌ですね。
降らないと困りますが、連続して降っているとちょっと気分がね。
そして、その後の草の成長がすごい。
せっかく草むしりしたのに、雨が降ると元に戻ってしまいます。
こうなると草との根比べですね。
毎年戦っていますが、心折られます。

さて、今回も治療例の紹介です。

当医院で多い治療の一つにICON(アイコン)があります。
今回はこのICON(アイコン)についてです。

歯の表面に白いシミがあることがあります。これは「ホワイトスポット」と呼ばれるものです。

ホワイトスポットの原因は2つあります。

一つは、「エナメル質形成不全」。
歯が出来てくる過程で、体調不良などが原因で歯の表面のエナメル質が上手く出来上がらなかった場合です。

もう一つは、「初期虫歯」。
虫歯の初期段階で、穴があいてしまうほどではないがエナメル質が少し脱灰されている場合です。しっかりしたブラッシングをしていれば進行はしませんが、ケアが悪いと虫歯になっていきますので注意が必要です。少しもろいのではがれてきたりすることもあります。

どちらも、エナメル質の構造が乱れて、光が乱反射したり通しにくくなり白く見えています。

ブラッシングをしっかりしていれば特に問題無いですが、やはり見た目が気になる人は結構いるようです。

そこで、その治療方法としてICON(アイコン)があります。

ICON(アイコン)は、歯を削ることなく、薬品で透明感を回復させる治療方法です。


今回の患者さんも上顎の前歯2本(中切歯)にホワイトスポットがあり、見た目を気にされていました。

カウンセリングしてICON(アイコン)を行いました。


今回はかなりきれいになったと思います。
ほとんど見えなくなりましたね。

さて、
ICON(アイコン)の注意点は、治療結果が保証できないということです。
たくさん治療してきた経験上わかったことは、
ホワイトスポットの深さが結果に大きく影響しているように思えます。
アイコンは歯の表面から薬品を作用させるため、深いところまで作用させることができません。
なので、深いところにあるホワイトスポットは改善しにくいということになります。

そうなると患者さんは次に知りたくなるのが、自分のホワイトスポットの深さですよね。
これがまったくわからないです。
レントゲンを撮ってもわからないし、目や顕微鏡(マイクロスコープ)で見てもわからないのです。
削ってみればわかると思いますが、それでは意味がありません。
なので、アイコンでどれくらいホワイトスポットがきれいになるかわからないのです。

それと、ある程度きれいになるだけで満足する人もいるし、逆に完全に消えないと満足できない人もいます。
完璧を求められるとアイコンは難しいと思います。

アイコンは治療結果が保証できないですが、歯を削ったりすることが無いため、まずはアイコンを試すことは十分価値があると思います。

試してみようと思われる人は連絡をお願いします。











 



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