2025/11/15

治療例 すきっ歯(歯間離開)を4本「ダイレクトボンディング」で改善した例

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

寒くなってきましたね。
やっと冬になってきた感じがしますが、それでもいつもよりまだ寒さは弱い気がします。
今年は温かい冬なのでしょうか?

さて、恒例の治療例の紹介です。

今回は、すきっ歯、専門用語で「歯間離開」を「ダイレクトボンディング」で改善した例です。
今回は上の前歯4本を治療しています。

「ダイレクトボンディング」は、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を歯に直接盛ることで歯の形や色を変える審美歯科治療方法です。

このコンポジットレジンには、
・歯に強固に接着する性質
・粘土のように柔らかいのに強い光を当てると固くなる性質
・ある程度の咬合にも耐えられる硬い性質
・多数の色や透明感、質感の製品が出ている性質
などがあり、審美治療に用いるのに非常に有益です。


治療前の写真です。
上の歯のすきっ歯(歯間離開)が気になって当医院に相談に来られました。
左右の2番目の歯が小さい(矮小歯)のも原因になっています。

他の部位にもすきっ歯がありますが、今回は上の前歯のみの治療を希望されました。

初診時に、レジンを硬化させないデモを行い、実際に治療したイメージを患者さんと共有しながら治療箇所、治療内容を決めていきます。



治療後の写真です。
大きくイメージが変わったと思います。

上顎の4本ダイレクトボンディングを行っています。
治療時間は、2時間半程度です。
歯にレジンを足しているだけなので、もともとの歯は全く削っていませんので、痛みもないですし、麻酔もしていません。
治療時には、より精度を上げるために「ラバーダム」をしています。

ラバーダムについては

せっかくなので、同じ治療の別写真も載せておきますね。

正面



右側から



左側から




ダイレクトボンディングの費用は
1本  44,000円(税込み)
となります。


ダイレクトボンディングは治療を行う歯医者のテクニックとセンスが結果に影響します。
私のテクニックとセンスはこんな感じです。
相談したいと思われた方は気軽にお願いします。


他の「ダイレクトボンディング」の治療例はここで見れます。
https://eastdental.blogspot.com/search/label/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0


ダイレクトボンディングについてはここに詳しく書いていますので参考にしてください。


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