2012/02/05

国内最大級の歯科医療グループを追う!

日本最大級の歯科医療グループ徳真会を特集したTV番組が2月9日にあるようですね。

カンブリア宮殿

私も、一時期ここではありませんが、このような巨大な歯科グループに属していました。

歯科医師の世界は、ほとんどが開業という流れになっていて、開業しないという選択肢はかなり少ないです。

一応、歯科医師の進路としては、

  1. 勤務医として務める。
  2. 開業する。
  3. 口腔外科などの病院歯科に務める。
  4. 大学に残る。
  5. ライオンなどの歯ブラシなどを作る企業に就職。
  6. 公務員。
  7. 結婚して辞める。
  8. 他の職業につく。
ぐらいしか思いつかないです。

ほとんどは、1か2、4で、大学に残って教授を目指すか、勤務医として務めた後、開業するという流れです。大学に残ってから開業という人もいます。

残りは7以外はかなり少ないと思われます。
口腔外科や企業、公務員などに入れる枠はかなり少ない。ほとんどないと思われます。

7は、女性の歯科医師では、結構あるようで、本当かどうかわかりませんが、最近の歯学部の女性率が多くなってきているのはこのためとか・・・。
理由は、開業医の数を減らすのに、女性だと結婚して辞めるものも多いし、開業しないから、女性を増やせば、開業医は自然に減ってくるというわけです。
有り得そうですね・・・

あと、かなりマイナーですが、8もいます。
というか、私の同期が研修医終了と同時に歯科医師をやめました。
研修医をして自分には歯医者は向いていないと感じたからだそうです。
う~ん、この決断力はすごいですよね。
でも、歯医者って、歯医者以外の職業につくような勉強していないし、
就職活動で、「歯医者の免許持っているのになぜに、関係ない我社に?」って聞かれたら気まずいなぁ。


では、
開業せずにずっと勤務医という選択肢は?って思いますよね。
口腔外科などの病院歯科ならあり得ると思いますが、一般の歯科医院ではずっと勤務は難しい。
やはり、年齢と共に診療スピードなどは落ちてくるから売上が下がればクビになる可能性があるし、自分より先に院長が引退なんてこともあり得る。
そうなると、次の仕事先を探しても、ある程度年齢が上になっていると、院長より年上は雇いにくいという理由でやはり仕事先が少なくなる。
結構、歯科医師って厳しい職業なんですよ。


で、何を言いたいかと言いますと、
歯医者には今のところ、開業するという道がほとんど
ということです。

つまり、経営が苦手な人も、したくない人も開業するという流れです。
そうすると、いくら腕が良くて、人柄も良くても失敗するということが起きてきたりするわけです。



そんなことを、大学卒業直後に実感させられた私は、
「歯科医師が、一生安心して勤められる巨大な歯科医院グループをつくろう」
って思いました。
まだまだ、若かったですからね。^^
巨大なグループなら、多少の病気で一人の歯科医師が休んでもサポートできるし、
企業のような退職金制度や、院長が引退と同時に閉院という流れも断ち切れるから、
安心して診療に没頭出来る。
歯医者の世界も変えれるって考えていました。

まぁ、結局、実際にノウハウを学ぼうと巨大歯科グループに属しましたが、
歯科医師の世界の特殊性もあり、なかなかそううまく出来ないと感じました。
そのことについては機会があればまた書きます。

今は、その真逆の
「最小限の病院規模で、小さいから出来る患者様一人ひとりにあった診療を!」
を目指しています。
このことについてもまた機会があれば詳しく書きます。


かなり無駄に長くなりましたが、この番組はちょっと興味が持てます。
ちょっと楽しみ。




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3 件のコメント:

  1. おぉ、井野先生がコメントしてる!(^^)

    実は、ボクはここに勤めてました。


    >今は、その真逆の「最小限の病院規模で、小さいから出来る患者様一人ひとりにあった診療を!」を目指しています。

    同感ですね (*^-^)b

    返信削除
  2. はい!がんばります。
    お二方の活躍はいつもブログで読まして頂いて、勉強させていただいています。

    コメントかなり嬉しいです。T_T

    返信削除