マイクロスコープを使った診療システム
~導入前のベーシックセミナー~
に参加してきました。
今回は大阪でしたので、朝から新幹線に乗って往復してきました。
さすがに9時半に大阪は大変で朝6時半には最寄り駅から出発しました。
ちなみに、うちの愛娘(もうじき3歳)が起きたときに私がいなくて泣いていたらいい。
かわいい子に育ったものだ。
モリタ大阪本社です。
さて、セミナーの内容なのですが、
・正しい診療姿勢
・ミラーテクニック
・マイクロスコープの基本的な使い方(実習込み)
が主な内容で、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
正しい診療姿勢とミラーテクニックは研修医時代に同じ指導官(谷口氏)から習ったのですが、
その当時は、特に興味もなく
「そんなこと出来るのか?まぁ、無理にする必要もないな。」

その時に、しっかり学んで、実行して、体に染み込ませていれば、腰痛に悩まされることもなかっただろうにって遅すぎる反省をしたりしています。
今回は、学ぶ気が満々なので、耳がダンボ(古い~)にして、聞きました。
改めて、その理論ややり方を聞くと、良くできている、良く考えられていると感心しました。
無理な姿勢はドクター自身の体を壊すし、
無理な姿勢では良い治療はできない。
当たり前ですね。

購入した本のお陰もあって、スムーズに理解することが出来ました。
マイクロスコープで見ると、手元と映像が切り離されるので不思議な気分でしたが、意外にすぐに慣れました。
お世辞なんでしょうが、ちょっと褒められました。
それよりも、その非常に見やすいということに驚きました。
マイクロスコープの利点は、
・拡大されるので、良く見える。
・ライトが当たるので視野が、良く見える。
と、たった2つですが、この良く見えるというのが非常に歯科治療では大切なのです。
口の中は、暗くて、しかも治療する歯は非常に小さい。
結構、見えにくい、見えないものです。
見えないより、見えるほうが治療成績が良いのは誰でもわかることです。
講師の先生方(磯崎先生、麻生先生)が言われていましたが、
「慣れてくると、良く見えるから、マイクロスコープを使ったほうがトータルの治療時間が短くなる」
そうです。
確かに、そうかも知れませんね。
見えないところをグリグリしていても、治療は進みませんからね。
このマイクロスコープを診療に使おうとすると確実にミラーテクニックが必要なのです。
ということで、今回この2つがセットになっているのです。
両方の大切さを理解できましたので、開業する時は確実に導入したいと思います。
あと、実習でも利用したちょっと変わったチェアーも非常に気に入りました。
ミラーテクニックに特化したデザインのチェアーで、マイクロスコープとの相性も抜群でした。
これもぜひ導入したいですね。


あと、お土産にもらったミラーテクニックのための「ポジション診療ガイド」が非常に良いです。
それぞれの歯を治療するときに、どの位置にいて、どのように患者様を動かし、どこに指とミラーを持っていけば良いのか細かく指示してくれます。
これをしっかり利用して、完全マスターしたいですね。
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