2015/01/18

虫歯や歯周病の予防メンテナンスは保険適応外ということが明確化されたようです。


経産省 う蝕、歯周病ではない患者への予防メインテナンスは療養の給付外と明確化

「疾病又は負傷」の該当外

経済産業省は、歯科医師がう蝕や歯周病に罹患していないと判断した患者に対して行う予防メインテナンスが、療養の給付に含まれないことを平成27年1月13日に明確化した。

上記の疾患に罹患しておらず、口腔内にその他の疾病や負傷がないと判断された人に予防処置などが行われる場合、同省は、健康保険法第63条の「被保険者の疾病又は負傷に関しては、次に掲げる療養の給付を行う。」における「疾病又は負傷」には該当せず、「療養の給付」に該当しないと確認した。
http://news.dent-care.jp/?p=1101より


つまり、3ヶ月とか半年とかで定期的に歯医者さんに通って、口腔内をチェックしてもらうという予防メンテナンスは保険では出来ませんよってことですね。

これは前から言われていたことではありました。
というのも保険で適応されるのは疾患、つまり病気に対してであって、まだ病気になっていない予防のためでは無いからですね。
インフルエンザなどのワクチンが自費であり、保険が適応されないのと同じですね。
そういえば、出産も保険では無いですよね。

今までは、グレーゾーンという形で予防メンテナンスが保険診療所で行われてきていたところはありましたが、経済産業省がはっきりとダメと発表なので、はっきりしましたね。

患者さんからしたら、メンテナンスが高くなるから最悪だ!って思われるかもしれませんが、別に歯医者さんが値上げしたわけでは無いのでそこは間違わないで下さい。
保険制度のシステムがそれは認めませんとなっているので、それに従う必要のある保険診療所はそのとおりにしているだけですので正しいことです。
あっちでは保険でしているのにあそこはひどいって思われるのもダメですよ。
タクシーで急いでいるって言ったらスピード違反・信号無視して飛ばしてくれたから運転手はいい人だというのと同じです。
ルールを守らないのはダメですから。

医療費の高騰、国にはお金が無い。
これから命にあまり関係のない歯科はどんどん保険適応の範囲が狭められていく可能性はありますね。
病気にならない体、歯づくりがこれからも一番大切なのではないでしょうか?


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2 件のコメント:

  1. とうとうサンクチュアリにメスが入りましたね。言葉尻をとって本質が捻じ曲げられていますね。我々は、次のステージに移行しましたが、日本はどこに向かうのでしょうか?

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    1. 日本の歯科界、口腔内にとって良いように進めば良いのですが・・・。どうなることやら。

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