2015/01/26

治療例 歯を削らずに小さい歯を大きくバランスの整った歯にする。ダイレクトベニア。

わたしの好きな治療方法の一つに「ダイレクトボンディング」というのがあります。

ダイレクトボンディングは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を使って歯を審美的に修復していく方法です。

どうして好きかというと、歯へのダメージが少ないとかの理由もありますが、すべての治療を1人のドクターのみで終了するからです。
どうしても被せ物などは技工士さんにお任せする必要があるのですが、ダイレクトボンディングは最初から最後まで自分でできるので責任は重いですが、その分上手く出来た時の嬉しさも大きいです。

さて、今回紹介する治療例は、歯の表面全体を覆うので「ダイレクトベニア」と呼ばれたりするそうです。
つけ爪のように歯の表面を覆っている感じですね。

治療前の写真です。


真ん中の歯が大きくてどうにかして欲しいということでした。
よく見るとその隣の2番目(側切歯)が1番目に比べて小さいのが原因と考えました。

ということで、小さいなら大きくしましょう。

治療後の写真です。

約1時間半位かかりました。
左右の2番目の歯がいい感じになって、バランスが取れて1番目の歯が目立たなくなった気がしませんか?

元々の歯は全く削らずに、エッチング(酸で処理する)のみ行い、コンポジットレジンを丁寧に足しています。
削らないので痛みもないので麻酔もしていません。
歯へのダメージもありません。

前歯部のダイレクトボンディングは見えるところで審美的に非常に難しいところで、

  • 透明感
  • 質感

の4つを再現していかないと自然な感じにはなりません。

芸能人のなかには、明らかに真っ白な作り物感満載の被せ物を入れている人がいますが、自然な感じが一番だとわたしは思っています。
この自然な感じを出すのがとにかく難しい。

当医院のレジンの種類です。特に手に入らない珍しいのは使っていません。

レジンは同じ色を選んでもメーカーや種類によって透明感や質感が微妙に違います。
なのでそれを理解した上でどう混ぜあわせていくかを考えていかなくてはいけません。

どのレジンを使っていくか、それが最終的な見た目に大きく影響します。

「どのレジンを使う」というのがダイレクトボンディングの技術、テクニックだとわたしは思っています。
保険外のレジンを使っているから綺麗になるわけではないですね。
ということで、ダイレクトボンディングは材料ではなく、治療する歯医者さんの腕とセンスで選んで下さいね。
それを見極めるのは治療例を見せてもらうことです。


今のところわたしの腕とセンスはこんな感じです。
この程度でよければ連絡をお待ちしております。

最後に別の撮り方の写真です。



歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」


このブログを応援してくれる人は、下のバナーをクリックしていただけるとありがたいです。

にほんブログ村 美容ブログ 審美・ホワイトニングへ  




「完全予約制」「自費診療専門」「貸し切り診療」「マイクロスコープ設置」
広島県福山市駅家町法成寺
「SlowDentalClinic」






「透明で目立たない」「異物感が少ない」「虫歯になりにくい」
「マウスピース矯正」

マウスピース矯正 in福山






歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」





歯を白く魅力的にする
「ホワイトニング」






スポーツ時の外傷から歯を守る歯のヘルメット
「スポーツマウスガード」
スポーツマウスガードin福山


0 件のコメント:

コメントを投稿