2024/03/30

当医院でのマイクロスコープ(顕微鏡)を使っての虫歯治療のダイレクトボンディングはこんな感じです。その1

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

以前ブログで書いた記事
「治療例 金属の詰め物(インレー)をダイレクトボンディングで白い歯にする。金属アレルギーのため。」
をもう少し詳しく解説していこうと思います。

まずはじめに酔」です。
当医院では、出来るだけ痛みを感じさせないように努力をしています。
もちろん麻酔をするときの注射の痛みも出来るだけ少ないよう心がけています。

1、麻酔箇所に表面麻酔薬「ペンレステープ」を貼る。これにより触っても何も感じなくなります。
2、数分待つ。
3、浅いところに麻酔注射をして少量薬液をいれる。
4、数分待つ。
5、深いところまで針を進めて、時間をかけてゆっくりと麻酔液をいれる。
6、数分待つ。
と、非常に時間をかけます。

時間はかかりますが、こうすることで痛み少なく注射できます。

次に、
当医院では、虫歯治療や歯の中の神経の部分の治療などをするときは必ず「ラバーダム」を装着して治療を行います。

ラバーダムは、治療する歯と口腔内をゴム製のシートで分離することです。

そうすることで、
・口腔内から隔離することで唾液・血などからの感染防止
・唾液や呼気などからの湿気を遮断
・器具や薬液が口腔内に入るのを防止
・治療する歯のみになり集中できる
などのメリットがあります。


この写真の紫のシートがラバーダムです。

そして、「マイクロスコープ」についてです。
これは、治療用の顕微鏡で、これを覗きながら治療をしていきます。
マイクロスコープによって、
1.拡大して見える
2.明るく見える
3.映像録画出来る
というメリットがあります。

歯の大きさは約1cm程度、小さい虫歯は1mm以下、根の管は0.1mmよりも細いです。
裸眼ではほとんど見えません。
それを10倍や強拡大の20倍にすることで非常にはっきりと見ることができ、精密な診断・治療を行うことができるようになります。

そして、見ている視点と同じ向きに光を出しているので非常に明るく見ることが出来ます。
根の治療などは、洞窟の奥を覗きこむような治療です。
視点と違う向きからのライトは影が出来るのですが、マイクロスコープはそれが出来にくいので見やすいのです。

そして、先程の写真のように映像を残すことができます。

「ここに虫歯がありますから治療しますね。」「根が割れていますから抜歯ですね。」って言われたけど本当にそうだったのかなぁ?って思われた経験はありませんか?

マイクロスコープの録画機能があれば、患者さんに詳しく写真や動画で患者さんの現状や治療時の様子を見せることが出来ますので、納得・安心して治療が受けれるわけです。
やはり実際に見れると納得・安心できますよね。
治療後に動画でいつもお見せしているのですが、患者さんはいつも興味津々で見られていますね。


金属の詰め物を削って除去しているところです。
実際にドクターが見ている映像と同じものを見ることができます。
こんな感じで非常に大きく明るくクリアに見えます。
出来るだけ金属のみを削るようにしています。
ラバーダムのお陰で、奥歯ですが、舌などが排除され安全に治療ができます。


こんな感じで詰め物を分割していきます。



除去した直後はこんな感じ。
出来るだけ金属のみを削って健康な歯は削らないようにしています。

さて、文章が長くなってきましたので、「その1」はここまで。
「その2」に続きます。

こんな感じの治療をしていますので、相談してみようと思われた方は気軽に連絡下さい。


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