2014/09/19

治療例 金属の詰め物をダイレクトボンディングで自然な歯に!

奥歯で歯と歯の間が虫歯になった時には、保険診療ではインレーと呼ばれる金属の詰め物になることが多いです。

そうするとどうしてもニコって笑った時に見える位置に金属がきてしまい、気になる人もいると思います。

今回紹介する患者さんも以前歯医者さんで入れたインレーが気になっているようでした。

特にこの方は先天的に2番目の歯が無いので4番目の歯が手前に来ている、3番目がねじれているので余計に目立ってしまっているようです。

噛み合わせの方から見るとこんな感じです。



ということで、このインレーを除去して、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)にて審美的に綺麗にするダイレクトボンディングという方法で治していきます。

まずは麻酔して、ラバーダムをします。(▼ラバーダムについてはこちら。)
インレーを除去して、マイクロスコープ(顕微鏡)を覗きながら虫歯を残さないように除去していきます。


マイクロスコープを使って治療をすると非常に明るくはっきりと見ることができるのでとてもやりやすいです。
どうしても口腔内は暗くて見えにくいですからね。
今回も歯と歯の間の部分がしっかりとチェックできました。

で、1時間近くかけてCRを詰め終わった写真です。


自然な感じに作ることが出来たと思います。
これでニコって笑うのも気にならなくなると思います。



左が治療前 右が治療後です。

ダイレクトボンディングは虫歯のところのみを削れば良いので必要最小限の削る量で済みます。
歯にとってもダメージが少なくて済むので非常にメリットがあると思います。

ダイレクトボンディングについて詳しく知りたい方は、


ダイレクトボンディング in広島福山
を参考にして下さい。






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