歯の中の神経を取ると時間とともに茶色や黒色に変色する場合があります。
有名人で言うとハリセンボンのはるかさんの前歯とかですね。
お笑い芸人とかだとある意味それも目立つポイントとして利用できそうですが、
一般の人だと結構気になります。
この手の変色の場合の改善方法としては、
- 全体を削ってかぶせる
- 内側に薬を入れて漂白する
のどちらかになってくると思います。
全体を削ってかぶせるというのは、やはり歯へのダメージが大きく歯の寿命を短くするおそれがありますね。
それに、被せ物の縁が年月と共に目立ってくることもあります。
一本のみの被せ物の場合は色や形を合わせて自然な感じにするのはとてもむずかしく、
歯医者さんだけでなく、技工士さんの腕も影響してきます。
もう一つの漂白する方法は、「ウォーキングブリーチ」とも言われ、
神経を取る時に開けた穴に漂白剤を入れて、蓋をすることで白くしていきます。
削る量も少なく、歯へのダメージは非常に少なくすみます。
欠点は、必ずしも希望する色になるとは限らないということです。
どうしても生きている歯と神経を取っている歯は艶っぽさが違ってきますからね。
さて、今回紹介する患者さんも10年以上も変色したまま放置されていましたので、
変色の色もかなり濃い黒色になっていました。
ブリーチングを開始しましたが、やはり濃く変色しているため、1回では色が取れなかったですね。
最終的に4回ほど繰り返して目立ちにくくなる程度まで色が落ちました。
ぱっと見は綺麗になりましたが、やはり質感は生きている歯と神経を取った歯は多少違っていますね。
なかなか難しいです。
この後、左右の形の違いがあるので、ダイレクトボンディングで整える予定です。
その時に質感も近づければ良いなぁって思っています。
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