デンタルフェアと言うのは、歯科の材料などの見本市みたいなもので、色々な新しい製品などを見たり、試しをさせてもらったり出来ます。
今回は、まだ開業して1年も経っていませんから特に製品で欲しいものはなかったし、横浜のデンタルショーに行ったばかりなので、軽く見て回る程度にしました。
今回の目的はミニセミナーです。
広島県広島市でエンドつまり歯の根の治療をメインにされている吉岡歯科医院-Endodontic center-の院長 吉岡 俊彦先生の「歯内療法の現在 成功率を上げるためにすべき事」というセミナーを受けてきました。
50分の短いセミナーでしたがとてもいい勉強になりました。
やはりエンドで大切なのは基本通り、大学で習った通りすることだと改めて思いましたね。
ラバーダムを必ずして、根管口明示、根管拡大、洗浄、根充、築造、それぞれのステップで丁寧にしていくというのが大切ということです。
海外の論文でエンドの専門医が紹介元の根の治療がうまく行かなかった原因を調べると８０％以上が「ラバーダム」をしていなかったからという話は非常に驚きましたね。それくらい大切なことなのです。
日本の現在の保険治療の決まった費用では「ラバーダム」をしっかり説明して、装着するとなると確実に赤字になりますよね。やはり根本的なところから日本の医療は見直すべきところにきているような気がします。
ブラックジャックネタ気に入りました。＾＾
デンタルから根管を予想するテクニックや、根管拡大の気をつける点など、細かいテクニック的なところも結構参考になりました。
それはここで詳しく書くといけませんから気になる人は今後も吉岡 俊彦先生はセミナーをされると思うのでぜひ行かれると良いと思います。
私ももっと知りたくなったので行こうと思います。
それにしても吉岡先生は背が高かったです。１７９ｃｍの私から見ても高かった。身長はどれくらいなのだろうか？
私と同じくらいの年齢のようだし、２児の親ですし、親しみやすそうな先生でした。
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