2013/03/23

治療期間が長い治療の注意点

ニュースサイトを見ていたらこんな記事がありました。

患者70人「被害者の会」結成 福岡市のインプラント歯科閉院

このタイトルだけをみるとインプラントのイメージが悪くなりそうですね。
今回インプラントという「治療方法」関係ないと思うんですが・・・。

さて、この医院は、記事の内容を読むとちょっと「黒」って思ってしまいます。
閉院になるかどうかってもっと前にわかっているのに契約して前金だけもらうって、
会社で言う「計画倒産」のような感じですね。
こういう歯医者のイメージを悪くする行為はやめて欲しいです。


さて、この記事を読んでいて、思い出したことがあったので書いておきます。

インプラントや矯正などの治療期間が長い治療を受ける際の注意点です。

インプラントや矯正の治療を受けるとなると、治療期間が1年~3年くらいかかったりすることがあります。
問題なのが、その間に、転勤などの引越しをしてしまって、通えなくなることです。

以前、高校3年生の矯正を相談された時に、「大学はどうするのか?」と聞いたら、
県外を希望しているということだったので、通えなくなる可能性があることも考慮にいれるべきと説明しました。

というのも、インプラントも矯正も途中で医院を変える場合は、元の医院からの返金も、次の医院の減額もない可能性が非常に高いです。
つまりのお金がかかります。

以前務めていた医院で他の歯科でインプラントをしてもらった歯の被せ物をやり直してほしいという依頼がありました。
厄介なのが、インプラントにはメジャーなところだけでも数種類あり、それぞれ構造も違うし、ネジの形も、取り外す道具も違います。
この患者さんも、その医院で扱っているインプラントの種類と違ったので、
同じ種類のインプラントを扱う医院を探して移るか、
道具一式を患者さんに購入してもらうかどちらかになりました。

患者さんの中には、治療の途中で別の医院に移っても、紹介状さえあれば大丈夫と考えておられる方がおられますが、そう簡単では無いのです。

転勤などで移動が多い人は、そういうことも考慮に入れて治療を選ぶ必要があると思います。


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