で、記事に対する意見を書きましたが、当医院の滅菌について書いていませんでしたね。
ということで簡単に説明しておきます。
患者さんごとにしっかりとした滅菌システムにしたかったのも自費診療専門にした理由の一つです。
なので、当医院は患者さんごとにタービンはメーカーの指示通りの油をさして、空回しをしてまずはメンテナンスをして、滅菌パックに入れてオートクレーブしています。
２本で足りるの？って思われるかもしれませんが、一人２時間枠で予約を取っています。
１日多くて４人です。
マウスピース矯正の患者さんが多いこともあって、今のところ連続してタービンを使用することもなかったし、これからもほぼ無いと思っています。
２本あるし、いざとなれば十分オートクレーブする時間はありますから全然余裕です。
それ以外の器具についても写真のように全部小分けして滅菌パックに入れてオートクレーブしています。
どうしても、一つにまとめていると管理が難しいですからね。
大学病院で学生していた時、ガーゼやバキュームの先なども小分けされていたので、それを真似ています。
最初は、面倒なのではって思いましたが、意外にやってみるとこちらのほうが管理しやすく気にいってます。
１日に３０人も診ている診療所では、非効率な方法でも、１日３・４人のところではその方が便利なことってあると思います。
で、どうしても使用頻度が低い器具があるので、一度滅菌してから次の滅菌されるまで期間が開く器具があります。
例えば、抜歯の道具とか年に何回使用されるかわからないですからね。
だから、使用していなくても定期的にオートクレーブしています。
これも、１日数人しか来ないので、オートクレーブの中が常にかなりスカスカです。
スペースが余っているので、この使わなかった器具も定期的に入れても全然余裕なのです。
動かす回数は増えないですね。
とまぁ、こんな感じで余裕を持って、滅菌しています。
基本は、自分がもし患者さんなら気分よく受けられるようにしているつもりです。
まだまだ、改善するところもあると思うので、随時変更していきたいと思います。
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