2020/05/09

治療例 ダイレクトボンディング 奥歯の虫歯をマイクロスコープで丁寧に取り除き自然な感じに修復する

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

当医院は先月の4月20日をもって開業して7年目に無事入りました。
すっかり忘れていましたが、もう、まるまる6年も経つんですね。
自費専門の歯科医院として開業して、特に山も谷もなく、淡々と過ぎていったという感じですね。
なので、7年目も今まで通り淡々とやっていきますのでよろしくおねがいします。

ですが、今回の新型コロナウイルスの影響で、珍しく医療関係の経営にも影響が出ているようです。
基本的には不況でも歯科を含め医療関係はそんなに悪くならないと言われていましたが、
今回は違って、流石に患者数の激減が見られているそうです。
大変な世の中です。
知り合いの年配の院長は、自分への感染の恐れから診療が怖いと言われていました。
色々と考えさせられる今回の出来事ですね。
コロナ終息の後色々世の中が変わると言われていますが、なんとなく分かるような気がします。

最近の新規感染者数の推移を見ていると落ち着いてきているようにもみえますので、終息への希望も持てます。
あと少し皆さん頑張りましょうね。

さて話は変わりますが、当医院の治療例をアップしたいと思います。
あまりブログでは虫歯治療の例を上げていないので今回は上げてみます。



上の奥歯に大きな虫歯が見られます。
痛み等はないそうですが、見ただけで流石に虫歯が大きく進んでいるのはわかりますよね。

麻酔をして、ラバーダムをしていきます。
ラバーダムについては▼ここを参考にしてください。


40分ほどかけてマイクロスコープ(顕微鏡)を覗きながら少しずつ虫歯の部分を削り落としていきました。
今回の虫歯は、内側で広がっており、丁寧に削っていけば外側のエナメル質を残すことが可能とわかりました。
非常に硬いエナメル質がある方が歯にとっては予後は良いです。
しかし、中が広がっている洞窟のように削っていくデメリットは見えにくく削り残しを発生させる可能性があります。
入り口が狭いので普通では見えにくいのです。
なので、通常なら外開きの形にエナメル質を削り落として見やすくしていきます。
ですが、当医院は、自費専門の歯科医院で貸し切り診療、時間はたっぷり取れる、マイクロスコープありですから、そこは時間と手間をかけて残しました。



マイクロスコープで拡大しながら見れば、こんなところもしっかりとチェックすることが出来ます。
少し青くなっているところは、虫歯検知液というものを使って染めています。
虫歯の箇所は青く染まるのです。
青く染まるところが残っていないかチェックしていきます。
逆に奥の部分のように少し黒くなっていても青く染まらないところは削らないようにしています。
そこは残すべきなのです。

さて、虫歯の部分が全部取れましたので、エッチングやボンディングという処理をして、レジンを詰めていきます。



治療後がこんな感じです。
基本的に見えないところですが、出来るだけ自然な感じに修復させていただきました。
今のところ、私の奥歯のレジンはこれくらいの技術です。
治療を任せても良いかなと思われましたら気軽に相談してください。

最後に、
マイクロスコープの利点は、このように治療時に拡大して見れるという点と、写真や動画を撮ることが出来るところです。
治療後に患者さんと動画や写真を見ながら治療の経過を確認することが出来ます。
どれくらい虫歯が進行していたのか?
どんな風に削ったのか?治療したのか?
しっかりと虫歯を取ってくれたのか?
などなど
なかなかそんな映像が見られないので殆どの患者さんは興味津々で見ていますね。
そんな治療に興味がある人も気軽に相談してください。





記事が面白かったり、気に入った場合は「いいね!」して頂けるとありがたいです。




「完全予約制」「自費診療専門」「貸し切り診療」「マイクロスコープ設置」
広島県福山市駅家町法成寺
「SlowDentalClinic」


目立たない矯正
「マウスピース矯正」
ホワイトスポット治療
「Icon アイコン」
変色した歯を白くする
「ウォーキングブリーチ」
歯肉のホワイトニング
「ガムピーリング」
すきっ歯を削らず治す
「ダイレクトボンディング」
自宅で歯を白くする
「ホームホワイトニング」

歯茎の形を整える
「歯肉整形」
187