2022/04/28

治療例 ダイレクトボンディングで真ん中のすきっ歯を目立たないようにする

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

4月20日で当医院は開業して9年目に入りました。
もう丸8年も経ったんですね。
早いものです。
長く続けることで認知されてきたのでしょうか、ここ数年はコンスタントに忙しくさせて頂いています。

長く続けると、中学生だった患者さんが、高校生になり大学生になり、診療後に就職の相談を受けたりすることもあります。
結婚されて、子供が生まれると報告される方もいます。
海外に留学していて日本に帰ってこられた人もいました。また、海外に出るそうです。

自分は、同じ場所で同じように診療しているので、毎年同じような感じで、時間の変化を感じにくいですが、患者さんの変化で時間の流れを感じますね。

まだまだ長く続けていけるように頑張りますのでよろしくお願いします。

せっかくなので治療例の紹介です。

ダイレクトボンディングですきっ歯(歯間離開)を削らずに目立ちにくくした症例です。


中央の隙間が気になるということで当医院に来院されました。

歯と歯の間に隙間があることを「歯間離開」と専門的には言いますが、やはり見た目が気になりますよね。
基本的には隙間は歯並びの問題なので治療の第一選択は「矯正」になりますが、費用や期間の問題で選択できない場合は、今回のような「ダイレクトボンディング」をおすすめしています。

「ダイレクトボンディング」は、歯と同じような色や透明感、質感を持つ樹脂コンポジットレジン(CR)を直接歯に盛って接着することで、歯の色や形を変える審美歯科治療です。

レジンは、硬化前は粘土のように柔らかく、強い光を当てると非常に固くなる性質、歯に直接接着する性質を持っており、最近の歯科の治療に適している素材だと思います。
盛り足せるので、今回のような場合は、全く削ることなく、麻酔もすることなく治療することが出来ます。

今回のような歯間離開をダイレクトボンディングで治療するときの注意点は、隙間を埋めるので確実に歯が大きくなることです。
なので、当医院ではカウンセリング時にレジンを硬化させないで行うデモを必ず行っています。
治療後のイメージを共有できるので非常に有益だと思っています。
デモを行い、患者さんに治療後の歯の大きさを確認してもらい納得した上で治療を行っています。



治療直後の写真です。
ラバーダムをして、歯肉の下から移行的にレジンを盛っていますので、少し歯肉から出血していますが、すぐに回復すると思います。

いい感じに出来たかなと思います。


いろいろな向きで比べた写真です。

ダイレクトボンディングは歯医者の技術とセンスが大きく影響します。
現在の私の技術とセンスはこんな感じです。


こちらにより詳しく説明していますので、よろしくお願いします。


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