2011/09/28

続けることが大切

私は自転車で今の仕事場に通勤しています。

GoogleMapで調べるとどうやら4.1Kmの距離で、自転車で行くと15分くらいの距離です。
知り合いにそのことを言うと必ずびっくりされます。
どうやら私の年齢(30歳)で、仕事場に自転車で行くのは珍しいらしい。
以前の職場も同じように自転車で通勤していたので特に私には違和感はありません。

なぜ、自転車通勤をしているのかと言うと、

1.エコであるから
2.自転車のほうが早く着くから
3.健康のため

です。

1は、やはり可能な限りエコを考えていきたいですね。子供ができてから特に思います。

2は、みんな驚くのですが、車より確実に自転車のほうが早く私は着きます。朝は通勤で混むからでしょうね。でも、ちゃんと信号は守っていますよ。というより守らないとヤバイくらい車の量があるので。

3は、やはり仕事をするようになって運動する機会が殆ど無くなったということです。
大学時代は、合気道を部活で週4回やっていましたからかなり運動していたほうです。
一時期は体脂肪率一桁でアスリート並の体をしていましたが、卒業してからは運動の機会はほぼありません。

大学時代に部活の駅伝大会に出たことがあるのですが、
その時に、40代か50代くらいの助教授とほぼ同時スタートすることになったのにどんどん置いてかれた記憶があります。
明らかに普段から走っているみたいでした。
その時に、
普段から継続してやっている人は確実に違う!
って痛感させられました。

で、出来るだけ継続して運動できる機会を普段の生活に取り入れようと考えました。

で、自転車通勤という方法にしました。


最近の人は、ジムなどに通ってトレーニングする人も多いですが、自転車通勤したほうが良いと思います。
私の場合は、往復で15分×2=30分を週5日しますので、1週間で2.5時間自転車で運動していることになります。
ジムでこの時間運動するのは辛いですよね。
それに、週1回よりも、毎日続けるほうが確実に体には良いです。

たまに、連休なので自転車に乗らないことがあると、次の日に自転車を乗るとちょっとしんどかったりします。

確実に休むと体はなまるんですよね。

で、せっかくなので歯科について話せば、やはりこちらも日頃のケアが大事です。
3ヶ月に1度程度メンテナンスに歯科医院に通うことも非常に大切ですが、
やはり毎日のブラッシングがとても大切です。


私個人の考えでは、メンテナンスについては、

1.モチベーションの維持
2.悪いところチェック
3.ブラッシングでは取れない歯石除去

のために来てもらうという感じです。

メンテナンスでいくら綺麗にしても、限界はありますから、日々のブラッシングをしっかりできるように
モチベーション維持は非常に大切です。

普段から健康を維持するようにする方が、確実に自分にとってプラスです。
特に歯に関しては、虫歯になったら確実に削る、歯周病になったら骨が溶ける→抜歯、ということになり、元の健康な状態に戻ることはありません。

つまり、治療しても、維持はできるが回復はしないのです。

悪くしないというのが特に大切な部分といえます。

何事も続けることが大切だとおもいます。

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2011/09/26

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 美崎栄一郎



最近、読みました。







なぜこの本に興味が湧いたかというと、
開業
という明確な目標ができると、
自分で色々アイデアを考えたりすることが非常に多くなってきました。


でも、今まではそれはその場で思いついて、
「おお!いいね!」
って思っても、しばらくすると記憶のかなたに消えていくことがほとんどでした。


でも、それって非常にもったいないことをしていると思い、
どうすればいいのかなぁって思ってこの本を読みました。


やはり、
常にメモをとるということ
が大事ですね。


そのために、持ち歩くことができるように非常に小さなメモノートを
100円ショップで探してきました。
これがなかなかかっこいい。
黒のハードカバーでゴムのバンドとしおりになるひも付き。
かなり気に入りました。


あとこの本の中の
社会人のノートは覚えるためではなく、忘れるために書く
という格言には感動しました。


確かに、学生時代は、授業をまとめて覚えるために書くということをしてきましたが、
社会人になったら同じことをしても仕方ないですよね。


作者は、同時進行を沢山できるように、ノートに書いて、そのことを忘れて、
別の今やるべき仕事に集中するべきだと言っています。
1つの仕事に集中できるようにメモをとる。
実践していきたいですね。


それにしても、アイデアメモをとるようになったら、どんどんアイデアが溜まってきました。
(使える、使えないは関係なくとにかくメモるようにしています。)
自分の医院にそのアイデアを生かして良い医院を作っていきたいです。




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2011/09/21

ダイレクトボンディングセミナー 宮崎先生1日コース @東京

19日(月)敬老の日にコンポジットレジン修復のセミナーにいってきました。

今回は東京ということで、
0泊3日
という超ハードスケジュールで行って来ました。

広島から18日夜に夜行バスにのり、19日朝東京に着き、セミナー参加。
19日夜に夜行バスにのり20日の朝に広島に到着。
そのまま、お風呂入って仕事へ。

うーん、ハードです。++

そのかわり、広島 東京往復で1万円でいけました。
(まだまだ、私の中では交通費を新幹線で出せるほどの身分ではないと思っているわけです。)
一応、バスの中は快適で、無線LANも対応していましたし、コンセントもありました。
バスの中はずっと寝てましたけどね。
足がパンパンです。

さて、コンポジットレジン修復なんですが、
一般の人も読んでいると思うので(たぶん)、説明すると、
虫歯治療の時に、虫歯を削り、歯の色と同じ色をした素材(コンポジットレジン)を詰める方法です。

この治療の利点は、

1、削る量を最小にすることができる。
2、審美的にもとの歯の状態にすることができる。
3、1回の治療で終了する。

と、結構素晴らしい方法です。

なのに、未だに金属の治療というのが流行っている。
どうしてなのだろうか?

今回のセミナーの講師である宮崎 真至先生もおっしゃられていましたが、
歯間部(歯と歯の間)や、咬合している部分などには適応できないと授業で教えているから未だにそう信じている先生も多い
ということでした。

それ以外にも、
・コンポジットレジン修復より金属で治療するインレー治療のほうが、歯科医師の治療時間が短く手間がかからない。
・保険点数がコンポジットレジン修復のほうが安い。
などなど、制度的な問題もあるようです。

私は、この治療法はかなり好きです。その理由は、先ほどの利点とかぶりますが、
とにかく、削る量を最小限にできる上に、丁寧にすれば元の歯以上にきれいに出来るという点にあります。
それに、すべてを自分で行うことができるので(インレー治療は、技工士さんに作ってもらう)、こだわって、責任持って行うことができる点も好きです。

でも、こだわって丁寧に時間かけて治療するとなると保険治療ではかなり無理があります。
ということで私は自費治療で行いたいと思っています。

さて、セミナー自体の内容は、専門的になるので詳しく説明しませんが、非常に勉強になりました。
基本的な守るべき手順、考え方などから始まり、使うと便利な道具の紹介、道具の使い方などすぐに臨床に利用できることが沢山でした。

驚いたのは、コンポジットレジンのはみ出したところを、外科用のメスできれいにする方法には感心しました。

宮崎 真至先生の本は2冊持っていますが、今回のセミナーを思い出して、もう一度読み直したいと思います。
そして、とにかく暇な時間に、模型相手でも練習あるのみですね。
練習して、診療にどんどん利用していきたいと思います。







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2011/09/18

クレ-ム対応のプロが教えるなぜか怒られる人の話し方許される人の話し方 関根眞一

また本の紹介です。
かなり前に読んだ

【送料無料】となりのクレ-マ-
【送料無料】となりのクレ-マ-
価格:756円(税込、送料別)
が非常に面白かったのでその同じ作者が書いている最新の本である


を読んでみました。

最近、クレームへの対応が非常に大切と言われていますが、
この本では、

クレームにならないようにするにはどうすれば良いのか?

ということに特に重点を置いています。

特に私の中で気になった、改善していこうと思うところは

「否定語を使わない」

ということですね。

以前9月9日に紹介した「女性を動かすのがうまい人ヘタな人 伊藤 明」でも書いていましたが、
男性は基本的に話をする時、

相手の意見を否定する傾向

があるようです。

相手の意見を否定したり、それ以上の意見を言うことで相手を倒し、自分のほうが上であることを示そうと無意識にしてしまうようです。(よく考えるとアホですよね)
というよりそうなるように教育を受けてしまっていると言えるでしょう。

私もその傾向が強いみたいで、思い出すとそんな会話をしていると思います。

男の仲の良い友達同士ならそのような会話は逆に盛り上がるようですが、クレーム対応では最悪だそうです。
当たり前といえば当たり前ですね。

否定語としてあがっているのが、

・そうは言いますが、
・そんなことはないでしょう/そんなはずはないです
・それは違います
・それはないです
・できません
・でも・・・/しかし・・・
・だから/ですから
・ちょっと待ってください
・それはですね/あのですね
・はい、はい・・・
・そんなことを言うのはお客様/御社だけです
・今までそんな事例はありません
・それだけのことで/それだけですか
・想定外です
本文p43参照
などです。
かなり使っていませんか?

患者様から症状を聞いたりするとき、このような表現は出来るだけ避けるべきだと思いました。

最高のもの(サービス)をただ提供するだけでは、プロと言えないでしょう。
最高のもの(サービス)を気持ちよく受け取ってもらえてこそプロだということでしょうね。

頑張っていきたいです。


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2011/09/16

友達に久しぶりに連絡をしてみました。

研修医時代の友達に、3年ぶりに連絡をとってみました。

私は、あまり友達に連絡をとったり、会ったりするような社交的なことは苦手で、
そのために、その友達とも3年も連絡をとっていなかったのです。
ダメですよね。
自分一人では、開業も、仕事もできません。
人の助けあってのものですから。

そう思って、もっと社交的になろうと思って、自分の性格を変えようと思っています。

で、いざ、電話しようと思うと、なかなかかけれない・・・・

でも、以前(9月10日)に書きこんだ


「やろうと思ったことは72時間以内に何かしら手をつけないと、永遠に実行されることはない」

を思い出し連絡しました。

連絡してみるとあっさり3年前に戻りました。
友達っていいですね。

その友達は去年開業しているので今度飲みにでも行って色々相談してみるつもりです。


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タカラベルモントさんに会う

以前9月2日に書きましたが、
開業を手伝っていただくタカラベルモントさんの担当の方に会ってきました。

ちょっとした和食屋でご飯を食べながら、私と、タカラベルモントさん3人と色々お話をさせて頂きました。
といっても、いつもの悪い癖で、
自分のことをガンガンしゃべってしまいました
聞き上手になりたいのですが、おしゃべりな私には難しいですね。

でも、私のビジョンと性格を少しでも伝わっていれば嬉しいです。

とにかくまた一歩前に進みました。

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2011/09/14

インプラントについて

以前(9月7日)の書き込みに「今度書きます」って書いていた
「インプラント」
についての自分の考えを書きます。
かなり偏った意見もあると思います。私個人の意見だと思ってください。

ちまたでは「インプラント」全盛になってきています。
どこの歯医者も「インプラントできます。」という風な感じになり、講習会もインプラントについてがほとんどです。
「歯が無くなった後の治療=インプラント」みたいな感じになってきました。

以前は一部の勉強熱心な歯科医師のみが、その技術に見合った価格で熱心に治療されていました。
しかし、歯科医師の数の増加や保険点数の減少のため、保険診療ではなかなか利益が上がりにくくなり、自費治療で、儲けの大きいインプラントが歯科医師に注目されるようになってきました。
で、誰しもが、講習会に出て、模型相手に1・2回練習しただけで、インプラント治療をするようになってきました。
確かに、インプラント自体の技術の向上で簡単にうつことができるようになったとはいえ、あまりにみんながやりすぎです。
そのため、インプラント歯科医院数が増えすぎて、今度は価格競争になってきています。
インターネットで「インプラント 価格」などで調べると、10万円を切るような値段にもなってきています。


私もインプラント治療のオペを週に2・3回はするところに務めていた経験上、言えるのは、
「インプラント治療はそんなに甘くはない」
です。
骨の残り具合、骨の状態、神経や血管の位置、患者様の全身的な状態、患者様の口腔内清掃能力などを総合的に判断してインプラント治療をするということを選ばないといけません。
最近のインプラントによる事故や訴訟を見ていると、明らかにこれを無視した感じが多いです。

特に、患者様の口腔内清掃能力を高めず(教育しない)にインプラント治療をすると、しばらくの間は特に問題ないのですが、しばらくすると、歯周病で自分の歯が抜けるようにインプラントもインプラント歯周炎という病気にかかり、グラグラして、腫れてきて抜け落ちます。
もともと、歯周病で歯が抜け落ちた人に、何も教育をせずにインプラント治療することは確実に儲け主義だと思います。

だから私はインプラントを希望されるのであれば、値段が安いからという理由で選ぶのは明らかに愚かだと思います。
インプラントは治療であり、自分の体に入れるものです。安いから100円ショップで買おうみたいな発想は間違いだと思います。
インプラント治療をするには、滅菌ができるオペ室や骨の状態や神経の位置を立体的に診るCT、患者教育をする時間的コストなどは不可欠であり、そう考えると、安くすることなんてできません。
明らかに市場価格より安い価格で提供しているというのは私からすれば怪しすぎます。
よく考えて、インプラント治療をする歯科医院は選んだほうが良いと思います。



あと、高齢者歯科や訪問歯科をしていて感じることは、インプラント治療を受けた人が、例えば、寝たきりや認知症にかかり、
自分の力で口腔ケアができなくなったらどうなるのか?
っということが最近気になります。

高齢者の多くは、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、骨粗しょう症、高血圧などにかかっており、訪問先で、歯を抜きたいのに、薬や全身疾患のために抜けないということがよくあります。

診療室に来られた患者様の場合は、そういう抜歯を専門にしてもらえる口腔外科に紹介しますが、訪問治療では、口腔外科に受診してもらうというのは非常に難しい。
結局、根だけ残す状態にしたり、薬で何とか腫れを抑えるという治療になってしまいます。

で、ここでよく考えて欲しいのは、自分の歯ですら難しいのに、インプラントなんてもっと除去するのは難しいのです。
インプラントは骨にしっかりはまり込むように作られているので、除去するとなると周りの骨を削って除去することになります。
今のインプラント世代が訪問歯科治療を受ける時代が来たらどういう風に対応するのか不思議で仕方ないです。
今、インプラント治療をしている先生方や受けられている患者様もそこら辺もちょっと考えてもいいかもしれませんね。


で、結論として、私は、インプラント講習会などにも行ったし、インプラント治療の手伝いも結構してきましたが、開業したら、
インプラント治療はしない
つもりです。

インプラントしなくてもいいように、出来るだけ歯を残せるような治療を目指していきたいと思います。
つまり、歯周病治療や、メンテナンス、患者教育、出来るだけ神経を取らない治療や、削らない治療をしっかりやっていきたいと思います。

その中で、この患者様ならインプラント治療しても良いだろう思われる人は、しっかりとインプラント治療されている先生のところに紹介したいと思います。



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2011/09/12

新・片づけ術断捨離 「片づけ」で、人生が変わる。 やましたひでこ

今日も本の紹介です。
紹介するときは本を読み終わった時ですので、そう考えると読むペースがアップしたと実感できますね。


【送料無料】新・片づけ術断捨離
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価格:1,260円(税込、送料別)

ブームになっている断捨離の本です。

断捨離というのは基本的に「捨てる」ということをメインに片付けていく方法です。
殆どの人は捨てるの苦手ではないでしょうか?
必要もないのになぜか色々なものを保管していませんか?
そのために、「場所がない」「部屋が狭い」「片付かない」なんて言ってないでしょうか?

断捨離では、「物が使える・使えない」ではなくて
「私にとって”今”使う価値がある・ない」
で分けていきます。

つまり、ある物が壊れていなくても、使っていないのならそれは必要ないモノと判断して、捨てるなり、あげるなり、売るなりして、使ってくれる人や場所に動かしていくという考えです。
最終的には、必要か不必要かを常に考えることで、自分自身を見つめ直し、より高い位置に自分をもって行くというところまで進んでいけるそうです。


確かに、私たちが捨てられない理由に「これは壊れていないから」「これはいつか使うはずだから」なんてことで何故かとっている物って結構ありますよね。
しかも、すでに何年もそのままってことあります。
しばらく使っていないものは、たぶんこれからも使わないのにです。

私はこの断捨離という概念を半年ぐらい前に雑誌で知ってから、色々なものを処分してきました。
すでに何年も使っていないLD(レーザーディスク:DVDの一世代前の映画をみる装置。知ってる?)や、本棚にあった大量の本、そしてその本を入れていた本棚、修理に使えるかもと置いておいたパソコンの部品など、かなり身軽になりました。
この本でも書いていましたが、意外に今必要なモノって少ないんですよね。
そうすれば、必要なモノがすぐに見つかるし、すぐに出せる。
場所も広々と使えるから使いやすい。
良い事ばかりです。

自分の開く医院ではこの考え方を導入して、極力不必要なものを置かないようにしたいと考えています。
そうすれば、診察室は広々としていて、無駄なものがないため、患者様もリラックスできるし、自分も診療がし易い、スタッフも片付けや掃除がし易い。
今まで勤めてきた病院では、すでに使っていない、壊れている、興味が無くなった医療機器(例えば、レーザーとかね。^^)が結構あり、場所もとっていた。
スタッフからも「あれは何だ?邪魔だ!」なんて不満があがっているのに、いつか使うからとかいって院長は残していました。
私は心のなかで「いつっていつだよ」「本気で使うつもり?」って思っていました。

そんなことにならないようにちゃんと仕分けして整理して片付けていきたいですね。

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2011/09/10

最近のお気に入りの言葉

最近のお気に入りの言葉


【送料無料】歯科医院地域一番実践プロジェクト

の中に出てきた

「やろうと思ったことは72時間以内に何かしら手をつけないと、永遠に実行されることはない」

うーん、深いね。

思い当たる節がありまくりですね。

とにかく、小さいことでもいいからスタートしないといけないと思わせてくれた言葉でした。


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2011/09/09

女性を動かすのがうまい人ヘタな人 伊藤 明

読んだ本の紹介です。

以前にも出てきた

の最後に紹介されていた



を読みました。

に紹介したコーチングと同じように人との関わり合いをテーマにした内容です。

どうしても歯科医院経営を考えると、自分以外のスタッフは基本的に女性となります。
私もいろいろな医院に務めた経験から、院長と女性スタッフとの関係は結構難しいということがわかっています。
たぶん、どこの医院でも悩みの種だと思います。
勤務医の時は「自分なら仲良くやっていける」と思っていても、実際、院長となり経営側に立つと状況はガラリと変わります。
スタッフに教育をしたり指示したりしていかなくてはならない関係上、敵対関係になりやすい。
で、女性スタッフから「院長はわかってない」「院長は言うだけだ」「仕事が楽しくない」などの不満を募らせて辞めていくことになります。

病院としては、同じ人に長いこと務めてもらったほうが、経験値が上がり自分との連携が楽になりそっちの方が良いのにうまくいかない。

どうして、こんなことになるのか?

男性である院長と女性であるスタッフはやはり考え方が根本的に違う。
その違いを理解せずに接するからうまくいかない。
では、どうすれば良いのか?
って言うことを実際の会話の例を沢山入れて説明しているのがこの本です。

まぁこの本を読んだからすぐに出来るようになるとは思いませんが、意識の片隅に置いておくだけでだいぶ違ってくると思います。
ちょっとずつうまく話せるよう、理解できるように頑張っていきたいと思います。


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2011/09/07

なぜ「自費診療専門歯科医院」なのか?

以前に「自費診療専門歯科医院」にする理由を長々書くと言ったので
今日はそのことについて書きます。

私は、歯科医師になって6年目で、院長経験もあります。
一日60人も来る歯科医院に務めていたこともあります。
開業しようと考えてから開業セミナーにも行きましたし、経営のことについての本もいろいろ読みました。

で、結論として、保険診療歯科医院というのはかなり厳しいという現実です。

医療といえどもボランティアでできるわけではありません。
大体歯科医院で、ある程度成功と言われるのが1日30人くらい患者さんを診れたら良いと言われています。
では1日30人というのはどういう事かというと、8時間診療だと、1時間4人以上診ないといけません。
つまり、一人あたり診療時間15分です。
説明とか麻酔とかを入れてですよ。
これでは良い治療ができるわけありません。
患者様はしっかりした説明と時間をかけての治療を望んでいるし、歯科医師側もそうしたいと望んでいる。

しかし、現実はそうすることが時間的に経営的に不可能というわけです。

努力している歯科医院では、「歯科コンシェルジュ」という名前のついた衛生士や歯科助手を雇って治療内容の説明を任せている所がありますが、結局、私が患者なら治療する歯科医師本人に説明して欲しいものです。
治療内容というのは、患者様によって十人十色であり、同じようなことはありません。しかも、全顎的な治療(すべての歯をトータルに治療する)となると歯科医師でしか説明できないと思います。

では一人あたりの診療時間を増やすとなると一人あたりの単価を上げるとなります。

で、現在の歯科コンサルタントたちが皆同じ事を言いますが、「自費診療(自由診療)の割合を増やせ!」という流れになります。

ここで疑問がわきます。
自費診療というと綺麗な被せ物のメタルボンドやオールセラミックなどがありますが、その下にある歯の根(歯根)の治療はちゃんとできているのか?という事になります。
自費治療をしている歯科医院でも、根の治療は保険診療でやっている所がほとんどだと思います。そうなると、やはり時間的に無理があります。
特に、日本の保険診療のシステムでは、根の治療にはほとんどお金が発生しません。
例えば、根の中を掃除する治療は1回で歯科医院に入る金額はたったの200円だったりします。
ちゃんとやると200円では確実に赤字になることは素人でもわかります。
でも現実はそうです。
そのため、根の治療にはほとんど時間がかけれないので、完璧にはできない。日本の根の治療の成功率が低いのはこのためで、そのために、せっかく、高いお金を出していれた被せ物も数年でやり直しということが起こります。
まだ、やり直しですめばいいですが、下手したら歯を抜く(抜歯)ことすらあります。

その他にも、歯を残すという考えでは、歯周病治療や予防が大切だということは誰でも理解していますが、予防には基本的に保険診療は使えません
歯周病治療に関してもかなり安いです。
学校では、歯周病治療後に被せ物や入れ歯などの補綴治療を行うことが基本と習っていますが(当然といえば当然ですね。家の基礎がグラグラなのに家を作っても無駄ということと同じです)、それを実際に診療室で行われていないということになります。
ここでも、歯周病治療や予防の大切さを説明する時間がないということになります。

(自費治療のインプラントについては、話が長くなりそうなのでまた今度書きます。)


結局、保険診療というのは、説明にはお金が発生せず、歯を残すという予防にはほとんどお金が発生しないということが最大の問題だと思います。

そこまで考えて、
「もし、自分が患者ならどうしてほしいのか?」
って考えました。

そこで出てきた考えが
「自費診療専門歯科医院」というわけです。(無駄に文章が長くてごめんなさい。文才ないので・・・)

滅菌もしっかり、説明もしっかり、予防もしっかり、全顎的な治療を行うということに重点をおいてやっていきたいと決意したわけです。

でも、そうなると問題なのが、それで経営的にやっていけるのかという不安です。
というのも以前書いたように自費診療(自由診療)専門歯科医院というのはかなりマイナーです。
経営ノウハウもありません。
自費診療のみとなると患者様のハードルも上がると思います。

たぶん、経営的なことを考えると、保険診療+自費治療が一番楽なのだと思いますが、それだと甘えが出ると思うので、頑張ってみようと思います。

結局、今回のこの長い文章をまとめると、

自分のしてほしい治療をしようと思ったら自費診療専門歯科医院になった

ということですね。


かなり私個人的な意見が入っています。保険診療でもしっかり治療されている立派な歯科医師もいます。誤解を生んだら、ごめんね。



ちょっと参考になりそうな動画を








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2011/09/04

コーチングのプロが教える「ほめる」技術 鈴木義幸

最近、本をかなり読むようになりました。
以前は、年に数冊読めばよかった程度ですが、ここ数ヶ月は1週間に1冊以上は読むようになりました。

本を読むことはいいことですね。
以前読んだ
のなかに

「人類最大の発明である本を読まないということは、これまでの人類の英知を利用しないということだ。」

とありました。

確かにそれは正解だと思います。
素晴らしい人と出会えて話を聞く確率はかなり低い。
でも本ならたとえ作者が亡くなっていても、話を聞くことはできる。
そう思って、最近は読書に励んでいます。

お金があまりないし、本が部屋の中にいっぱいになるのは好きではないので、
基本的に読みたい本はまず、

1、図書館で探す(最近の図書館は非常に便利で、インターネットで予約して、指定の図書館に転送してくれるサービスをしていたりします。利用しない手はありません。)
2、オークションなどで古本を探す。
3、新品を買う

の順番にしています。

読んだら、返すか売るかバラバラにして電子化しています。とにかく、最近は、本を手元にためないようにしています。

で、タイトルに戻りますが、さっき紹介した本の最後に紹介されていた本が

です。

以前の歯科医師は患者様が来て、痛いと言われたところを治すことが上手ければよかった所がありました。
実際、それは非常に大切な事なんですが、それだけだと、結局また同じ部位や別の部位が悪くなってくるということが非常に多い。
特に歯周病は、日頃のセルフケア、つまり歯磨きがとても大切なのです。

でも、治療に来る人にそのことを説明しても、「そんなこと言われなくてもわかっているよ」って思って効果がないことが多い。
わかっているのにできない。子供の頃に、宿題しないといけないのにやらなくて、親にやりなさいと言われて怒っていたのと同じですね。
たぶん言い方なんでしょう。
ということで、この本はそんな時にどう声をかけてあげると効果的なのかということを教えてくれます。
よく聞くコーチングというやつです。

人にヤル気を出させるというのは非常に難しい。
無理強いをせずに、患者さん自身が自分でやっていこうと思えるような説明ができるドクターになりたいですね。

2011/09/02

タカラベルモントさんに連絡をとる

少し前から、歯科のユニット(歯科の椅子ですね。あれは300万くらいするらしい)や開業時のデザインなどを手がけているタカラベルモントさんと連絡をとっています。

以前務めていた歯科医院に出入りしていた人にこっちのエリアの担当の人を紹介してもらいました。

今度会う予定です。

といっても、会ったからすぐ開業というわけにはいかないと思います。
私としてはじっくりとゆっくりと練りあげていきたいなぁっと思っています。
でもとにかくスタートしないとね。

で、なぜタカラベルモントさんなのか?
タカラベルモントのHP:http://www.takarabelmont.co.jp/

もともとこの会社は美容院の開業を手がけていて、
同じ倒す椅子なら、歯科もやってみようと歯科業界に入ってきたらしいです。本当かなぁ・・

最近おしゃれな女性ウケが良い(ここは結構大事な要素だと思っています)美容院が多くなってきています。
つまり、そのノウハウがあるはずっと思っています。

それ以外にも
タカラベルモントさんの営業の人と知り合ったのも何かのとかも思ったりもしています。
私は結構こういうことを思ったりもするんですよね。

とにかく楽しみです。

2011/09/01

ブログをスタート

今からこのブログをスタートさせたいと思います。

まずは自己紹介から、
私は、広島県福山市在住の卒業6年目の歯科医師です。

今まで開業医で、高齢者医療や障害者医療、訪問診療、一般診療などの保険診療と
インプラント、矯正、ホワイトニング、歯周内科治療などの保険外診療を学んできました。
1年くらいですが院長経験もしました。

で、そろそろ開業と考えています。

そうなるとどういう歯科医院をつくろうかということになります。

で、いろいろ考えた挙句、

「自費診療専門歯科医院」

にしようと決意しました。

理由はまた今度長々と書きたいと思います。


で、この自費診療専門というのは結構決意がいるのです。
というのも、ほとんどの歯科医院は自費診療の割合が多い少ないはありますが、保険診療をやっているので、数がほとんどいない。(東京以外の場所で私が見つけたもので3件くらいです。)
つまり、医院を経営していくノウハウがほとんどないと思われる。
以前務めていた歯科医院も分院で自費診療のみを作りましたが、いまいちうまくいっていませんでした。
なぜなら、保険診療は値段だけ見れば安い。自費診療のみは敷居が高い。

ということで、結構ハードルが高いのです。

ちょっと弱気になると心が折れそうなのです。

どっかの本に書いていましたが、ハードルが高いときは知っている人などに宣言すると良いとありました。
例えば、ダイエットや禁煙も宣言すると良いらしいです。

だから、このブログをスタートすることで心を支えていきたいと思います。大丈夫かなぁ・・・


かなり個人的な意見や偏見、お粗末な知識が出てくるかもしれませんが、
優しく見守ってください。←これ大切