2014/03/15

治療例 ダイレクトボンディングで折れた歯を元の自然な感じに戻す

治療に来られている患者さんの子供さんが歯をぶつけて折れてしまったと連絡が入りました。

こういう連絡は非常に心が痛いです。
自分にも2人子供がいるので特にです。


ということでダイレクトボンディングで見た目を自然な状態に戻した治療例を紹介します。

まずは治療前


非常に痛々しい感じで来られました。
向かって左側が、歯が半分くらいかけて、点状に神経が見えていました。
向かって右側が、折れてはいませんが、光を色々な方向から当てるとヒビがみられました。

両方とも病院に来られた時はすでにズキズキする痛みはありませんでした。

神経が出てしまっていると大人の場合は神経を取るということが必要になります。
しかし、今回は10歳以下の子供、むし歯ではないので無菌的状態、止血が可能だった、点状の露髄ということで、「直接覆髄法」という神経を保存する方法を取ってみました。

初日は覆髄という神経が出てしまっているところを覆って終了としました。
ぶつけてすぐの時にあれこれ不必要に触ると痛いだけですし、刺激を与えて歯を悪くしてしまいます。


1週間様子をみてもらいました。
痛みが出ないことを祈っていました。


1週間後に来られた時は、しみるけど痛みは無いということで、今のところは上手くいったと判断しました。

ということで、見た目と機能面の回復をしていきます。
神経が生きている、まだ子供ということで、出来るだけ歯を削らず、ダメージの少ない
「ダイレクトボンディング」という歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を詰めていく審美治療を採用しました。

全く削らず、表面を接着しやすくするために酸で処理して治療開始です。

で、40分くらいしたのが次の写真です。


もともと歯と歯の間が隙間がまだあったということなので隙間も再現しました。
2種類のレジンを使い、歯の透明感と質感を再現してみました。
かなり自然な感じで再現出来たと思います。

保護者の方から「どっちが折れていました?」って聞かれたので上手くいったはずです。

後は、神経がそのまま生きてくれることを祈るだけです。
治療時空気をかけるとしみたので現時点では生きていました。
こればかりは神様のみが知るです。

ダイレクトボンディングをしても歯は元の状態に戻ったわけではありません。
スポーツ等する場合は、スポーツマウスガードなどをして予防をしましょう!

ダイレクトボンディングについて詳しく知りたい方は、
ダイレクトボンディング in広島福山
を参考にして下さい。






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