方法としては、
- オールセラミック・メタルボンド
- ラミネートベニア
- ダイレクトボンディング
などが候補にあがってきます。
1のオールセラミックやメタルボンドは、歯をぐるっと削り全体を被せる方法で、一番素材としては耐久値は高いですが、削る量が多いので神経を取る必要があったりして歯へのダメージは大きいです。
2のラミネートベニアは、歯の見える側の表面を少し削りつけ爪のようにセラミックを貼り付ける方法です。歯を削りますが、量は少ないです。1に比べて剥がれたり欠けたりのリスクは有ります。
3のダイレクトボンディングは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジンを盛る方法です。歯を削らずにできる事もあり歯へのダメージは最小になりますが、変色や欠けるなどのリスクはあります。
どれが一番良いかは、患者さんの考え方や希望、口腔内の状態などによって変わってきます。
あと、担当する歯医者さんがどれを得意とするか、どう考えるかでも変わってくると思います。
さて、今回の患者さんは、上の前歯の形が気になるということでした。
確かに、全体的に細長い感じで、歯と歯の間に隙間がありブラックトライアングルが出来ています。
希望としては、モデルの松島花さんのような歯にして欲しいと言われました。
あまりそういうことには興味がないので全く知らず、その場でGoogleで検索して、患者さんと話し合い、「少し大きく丸みがあり、存在感のある感じ」という結論に至りました。
レジンは光を当てない限り柔らかいので、硬化させないで詰めるデモをしながら最終的な形を患者さんとすりあわせていきました。
このデモは患者さんの口腔内でするので、顔とのバランスなどが見れて完成のイメージが湧きやすいです。
このカウンセリングだけでも2時間かかりました。
別の日に予約を取って実際にダイレクトボンディングです。
麻酔は削る必要が無かったのでしていません。
ラバーダムをして、真ん中の歯2本(中切歯2本)のみ行っています。
治療時間1時間半程度。
歯と歯ぐきの境目から形を変えて、大きく丸みのある感じを作り出せたのでは?って思います。
治療前と後でかなり印象が違いますね。
少し盛り足すだけでだいぶ変わります。
歯は削っていませんのでダメージも最小ですんだと思います。
当医院ではこんなかんじの治療も行っていますので、気になる人は一度ご相談を!
歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」
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