2015/07/31

治療例 ダイレクトボンディングで前歯部の変色したレジンをやり直す。

左 治療前
右 治療後

最近植物とか家庭菜園とかの記事しかアップしていなかったので治療例を書きます。

最近のは変色しにくくなってきているとも言われますが、
歯科の治療で使われる歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)はどうしても変色をしてきます。
4・5年経つと少し黄色がかったり、光沢が無くなったりします。
目立たなければ特に問題はありませんが、気になる場合は除去してやり直しということになります。

さて今回の患者さんも変色が気になるということで相談に来られました。

確かにちょっと目立ちますね。
変色も気になりますが、実際にマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使って見てみると


裏側のレジンの縁が崩壊していて、溝が出来て少し虫歯になっているのがわかります。

ちなみに歯のまわりが緑色なのは、ラバーダムという装置をつけています。
これにより治療中に唾液や吐く息の湿気が術野についたりするのを防ぎ、レジンの接着が良くなり予後も良くなります。
ラバーダムについて



マイクロを見ながら除去してう蝕検知液で染めてマイクロで取り残しがないかチェックします。

問題なければレジンをちまちまと詰めていきます。

そんなこんなをしていると1時間半くらいかかって一番上の写真になります。


裏側をチェック
正面をチェック
治療後も、マイクロスコープを使ってレジンのはみ出しなどがないかしっかりチェックします。
特に詰めにくい裏側は要チェックですね。

どうしてもダイレクトボンディングというと審美的なことに目がいきますが、
はみ出さずに、段差なくつめるということは、とても大切なことです。
マイクロスコープがあるとしっかりとチェックできるので良いです。

結局、治療後の写真やマイクロスコープの動画などを患者さんに見てもらうと2時間半くらい時間をとってしまいます。
でも、「どのような治療」が、「どこにこだわって行われたのか」というのがしっかりと見れるので、マイクロスコープは満足のいく治療につながると思っています。
保険診療ではこんなことは出来ないと思います。

自費専門の強みですね。

興味がある人はぜひ連絡をお願いします。

歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」





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