歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)をつめる審美的歯科治療ダイレクトボンディングですきっ歯を改善した当医院の治療例を紹介します。
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上:治療前
下:治療後 |
歯と歯の間があいているいわゆる「すきっ歯」、専門用語で「歯間離開」の歯並びは気になっている人は結構多いと思います。
今回の患者さんもすきっ歯が気になり来院されました。
診てみると左の2番目の歯(左側側切歯)が生まれつきないようでその影響でスペースが余り、前歯に隙間が生じているようです。
このような場合、一番良い方法は、矯正で2番目の歯のスペースを作りインプラントで歯を追加してあげるのが、審美的にも良いのです。
しかし、期間と費用が一番かかってきて、患者さんもそれを望みませんでした。
ということで、歯を削らず、1日で終了するダイレクトボンディングで治療を考えていくことになりました。
すきっ歯をダイレクトボンディングで治療する場合の一番考えないといけないのが、
歯が大きくなる
ということです。
当たり前なのですが、隙間を埋めるので歯がその分大きくなります。
これをちゃんと考えておかないとせっかく隙間が無くなったのに今度は歯が大きくなった、横太りで気になるとなってしまうと全然意味がありません。
ということで、当医院ではこんな時はまずCRを硬化させないデモをすることにしています。
硬化させないので色や質感までは完全に再現できませんが、イメージすることが出来ます。
実際に最初のカウンセリングの時に5分程度でデモしたのが下の写真です。
この時は、右2番目 1番目 左1番目 3番目の4本にCRをしています。
こちらのほうが見えるところの隙間が埋まるのでより綺麗になると提案させて頂きました。
最終的には、左の3番目の歯のCRは患者さんの希望で、しませんでした。
このように
- どこまでダイレクトボンディングをした方が良いのか?
- どんな感じになるのか?
を説明しやすいのでデモを必ずしています。
やはり患者さんとドクターの完成形のイメージを統一させないと後でトラブルになりますからね。
ドクター側も、この時次回の本番の色合わせ的なことを出来るので非常にメリットがあると思います。
私はいつもこのデモのレジンの色をメモしておきます。
さて当日は、
ラバーダムをして、麻酔なしで2時間ほど時間を頂き、上の写真のように治療させて頂きました。
左の2番目の歯がないので左右非対称、3番目を治療していないので隙間がある等のまだまだ改善出来るところもありますが、患者さんは非常に満足していただけました。
歯間離開のダイレクトボンディングでの私のこだわりは、歯と歯肉の部分の歯の立ち上がりのところですね。
ここを自然に移行的にするのにこだわっています。
こうすることで美しく見えます。
今のところ私のダイレクトボンディングの腕はこれくらいです。
興味のある方は、連絡を!
歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
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