新年は1月5日(火)からのスタートとなります。
よろしくお願いします。
さて、今年の最後の患者さんはわたしが力を入れている治療方法の「ダイレクトボンディング」でした。
「ダイレクトボンディング」というのは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)で歯を作っていくという、術者のセンスと技術が直接、反映されるという治療方法です。
光を当てると固まる樹脂を歯に何種類も混ぜながらつけていくことでナチュラルに綺麗に歯を再現していきます。
この技工士さんなどを介さず、全部自分でするというところにわたしは惹かれるんですよね。
完成のクオリティーは全て自分にかかってきます。
凄く綺麗に出来れば患者さんも嬉しいですが、自分も嬉しいのです。
ダイレクトボンディングのメリットは
- 歯を必要な部分のみしか削らず、ダメージが少ない。
- その日に治療が終了する。
- 被せ物に比べて安い。
などですね。
では、治療前後の写真から。
左1・2番(写真では真ん中から右の1・2番)です。
昔歯をぶつけてかけてその時にCRしたようですが、長さや形がいまいちです。
色は、当時はもっと綺麗だったとおもいますが、劣化して黄色くなっています。
隣の歯との間も変色してきて目立っていますね。
ということで、ラバーダムをして、古いCRを除去してダイレクトボンディングを行っていきました。
治療時間は1時間半くらいかかりましたね。
今回のこだわりは、真ん中の歯の大きさを揃えています。
そのままだと左1番の方がほんの少し幅が大きくなるので、2番目の近心(手前側)をちょっとレジンで盛って大きくして、1番目を少し小さくするようにしています。
ちょうど2番目の近心をやり直す必要もあったから良かったです。
もう一つのこだわりは、歯の中に白色の部分がまだらに混ざっているのでそれもある程度再現しています。
そのおかげで境目がわかりにくくなっていると思います。
今のところはこの程度であれば毎回出来るようになっていますので、気になっている人はぜひ相談に来てください。
それでは良いお年をお迎えください。
ちなみにこの方は、わたしのもう一つの力を入れている治療「マウスピース矯正」もされています。
それについてはまた今度ということで!
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治療期間 6ヶ月 |
歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」
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