2020/03/28

治療例 下の前歯のすきっ歯(歯間離開)をダイレクトボンディングで目立たないように

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。


診療室の入り口で育てている紅葉に新しい葉が出てきました。

毎年冬にすべて落ちて、春に新しい葉が出てきます。
桜などに目がいってしまうし、紅葉は秋の赤い葉が人気なので、この春の葉が出てくるところに気がつく人は少ないですね。

ちゃんと春が来ているという証拠です。
暖かくなり新型コロナも終息してほしいですね。

さて、久しぶりに治療例を載せたいと思います。

今回は下の前歯がすきっ歯になっているのを改善したいということで相談に来られました。


1mm以上のすき間があり、これは気になりますよね。

今回は「ダイレクトボンディング」という方法でこれを目立たないようにしていきます。
「ダイレクトボンディング」というのは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を直接歯の上に盛っていくことで見た目を良くする審美歯科治療方法です。

今回のようなすき間を埋める場合は、歯を全く削る必要がなく歯にダメージがないというのが一番のメリットと言えます。
かぶせるなどの方法はどうしても歯を削る必要があるのでダメージがあります。

デメリットは、すき間を埋めるということで歯が大きくなってしまいます。
特に今回のようにもともとの歯の大きさが小さい下の歯は目立つ可能性があります。

当医院は必ずすきっ歯のダイレクトボンディングの場合は、レジンを硬化させないデモをカウンセリング時に行っています。


上の写真はデモの時です。
この様に実際に治療後のイメージを患者さんと共有することができます。
せっかくすき間が埋まっても大きさが気になっては意味がないですからね。

今回の場合は、もともとその歯の隣が大きかったお陰で逆にバランスが良くなった感じがします。

ということで、その他のメリット・デメリットなどを説明し、本番の予約を取りました。


当日は、削る必要がないので麻酔はせず、ラバーダムをして約2時間ぐらいで完成しました。

なかなか自然な感じにできあがったと思います。
ちゃんとフロスも通ります。
レジンは数種類を使って、歯独特の透明感などを再現しています。
2mm程度の中でちまちまこだわって行っていますので、2時間ぐらいかかってしまいます。

「ダイレクトボンディング」は治療を行う歯医者さんの腕とセンスが治療後の見た目に影響します。
現在の私の腕とセンスはこの程度です。
それでもよろしければ一度相談して下さい。

まずは、下のサイトにより詳しく説明していますのでそちらを読んでからお願いします。

すきっ歯を削らず治す
「ダイレクトボンディング」















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