2024/07/30

治療例 ダイレクトボンディング すきっ歯を削らずにレジンで見た目を良くする

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

最近、本当に暑いですね。先日、コンビニでチョコレートのお菓子を買い、お店を出てから駐車場で車に乗って開けたところ、すでに溶け始めていました。

この異常な暑さには驚かされますね。

熱中症には十分注意が必要です。


さて、今回は「ダイレクトボンディング」を用いたすきっ歯(歯間離開)の審美治療についてご紹介します。

「ダイレクトボンディング」とは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を歯に直接接着し、歯の形を整える審美歯科治療の一つです。

レジンには色や透明感、質感が異なるさまざまな種類があり、その中から最も自然な見た目になるように選んで使用します。

この選択と技術が、治療結果に大きな影響を与えるため、ここが術者としての腕の見せどころでもあります。

治療前の写真です。




上顎の前歯部にはいくつかの隙間がありますが、今回はその中でも真ん中の隙間のみを治療しました。

治療後の写真です。






今回のような隙間を埋める治療では、歯を削る必要がないため、痛みを感じることなく治療が行えます。

したがって、麻酔も必要ありません。

治療はラバーダムを使用し、約2時間かけて行いました。


結果として、なかなか良い仕上がりになったと思います。

私のダイレクトボンディングの技術とセンスはこのような感じです。

治療をお考えの方は、お気軽にご相談ください。


ダイレクトボンディングについてはこちらにまとめていますので参考にしてください。











2024/07/20

治療例 ホワイトスポット治療ICONの前にホワイトニングを

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

先週の日曜日は地域のお祭がありました。
今回は私の地域がお神輿をかつぐ担当だったので、診療室はお休みさせていただきました。
お神輿をかついできたのですが、肩が非常に痛かったです。
そして、次の日は全身にきました。
でも、お祭りは楽しいですね。
最後の神社の階段で、かつぎながら上がっていくときは、みんなテンション上がっていてすごく盛り上がりました。
また何年かしたら順番が回ってくるらしいです。
それまでしっかりと健康維持しないといけないですね。

さて、今回の治療例はホワイトスポット治療の「ICON(アイコン)」です。

歯の一部に真っ白な部分があり白いシミのように見えることがあります。
その部分を「ホワイトスポット」と言います。

ホワイトスポットは治療は必要ないのですが、審美的に気になる方が多いですね。
そこで削らずにホワイトスポットを改善する治療方法が「ICON(アイコン)」です。
ICONは、歯の表面に薬品を塗布することでホワイトスポットを改善するので、痛みもなく、麻酔も必要もありません。


今回の患者さんも上顎の前歯にホワイトスポットがみられます。
真ん中の2本が特に気になるようで、今回はこの2本のみ治療を行いました。


かなり改善されたと思います。
患者さんもとても喜んでいました。

ICON治療をするとその部分が樹脂でコーティングされることになります。
そのため、その部分のみホワイトニングをしても効果が弱まります。
なので、ICON治療を受けるとき、ホワイトニングも考えられているなら、先にホワイトニングを受けることをおすすめします。
今回の患者さんも実は先にホワイトニングを行っています。
実は、すこし前にホワイトニングの治療例として紹介したのは同じ患者さんです。


こちらも参考にしてみてください。

ICON(アイコン)についてはここに詳しくまとめていますので参考にしてください。














2024/07/08

治療例 抜歯をともなうマウスピース矯正 

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

雨が止み、晴れたと思ったら今度はこの暑さ。
流石に体にダメージがありますね。
みなさんも熱中症には注意しましょうね。
命に関わりますからね。

さて、7月に入ったばかりですが、治療の問い合わせが非常に多く、ほぼ7月は埋まってしまっています。
8月以降の初診対応になりそうです。
すみません。

さて、いつもの治療例です。
今回は、当医院で力を入れている治療「マウスピース矯正」についてです。

マウスピース矯正は、透明なフレームを24時間装着することで歯を動かしていく比較的新しい矯正方法です。
・目立たない
・異物感が少ない
・虫歯になりにくい
という特徴があります。

しかし、伝統あるワイヤー矯正に比べ、苦手とする歯並びもあり、何でも「マウスピース矯正」でする方が良いというわけではありません。

それでは今回は、私が治療してきた「マウスピース矯正」の中でも大変だった治療例を紹介したいと思います。


10代の男性。
前歯の歯並びを気にされて当院に相談されました。

全体的にスペースが足りなくて、右側の犬歯と中切歯が飛び出てしまっています。
治療前の模型分析の結果、今回は抜歯を行う必要性があると判断しました。
ということで、右上4番目を抜歯して、矯正しました。


治療期間は1年5ヶ月です。
なかなかきれいに並んだと思います。
抜歯したところに前歯を寄せて並べていくという感じですね。

個人的には、抜歯を伴う場合は、「マウスピース矯正」よりもワイヤー矯正の方が、効率が良いと思いますが、今回のように出来ないことはないです。

現在の私のマウスピース矯正の技術はこんな感じです。
相談したいと思われた方は気軽に問い合わせしてください。

マウスピース矯正についてはここにまとめていますので参考にしてください。