気になるところは、
- 以前治療した歯と歯の間のCRが変色してきている。
- 真ん中の歯の間の根本の黒い三角▼(ブラックトライアングル)が目立つ。
- 真ん中の歯の両方の切端がかけている
ということでした。
この患者さんは女性でしたので、せっかくなのでもう少し丸みのある女性らしい歯の形にすることを提案しました。
歯は、角張っている方が男性的、丸みがある方が女性的と言われています。
これは相手に与える印象であって、女性が丸みのある歯というわけでは無いです。
で、1時間半ぐらいかけて一箇所ずつCRしていきました。
結果です。
注文はクリアー出来たと思っています。
全体的に丸みをもたせるだけで非常に女性らしい美しいラインが作れたと思います。
今回のような歯の形をかえる治療は「患者さんの好み」と「ドクターの美的センス」が合致していないと綺麗になっても満足は生まれません。
ぜひ、治療を受けるドクターの美的センスが自分に合っているか確かめてから受けてくださいね。
真ん中の歯の切端のかけていたのもきれいになりました。
透明感も再現できたと思います。
▼も無くなりました。
唇との相性もすごくきれいに出来たと思います。
今回のコンポジットレジン(CR)の治療は、変色したCRを削り落として、自分の歯はほとんど削っていません。
その上で、欠けている部分や丸みをもたせるために足す部分には、酸で表面処理するエッチングのみしています。
削る量を少なくして、できるだけ歯の侵襲を減らしてダメージを少なくすることが出来るのがCRの利点です。
欠点として、数年するとCRが変色して茶色になる可能性があります。
でも、その時も、そのCRのみ削って同じ事をすればほとんどダメージなしで出来ると思います。
頑張った甲斐がありました。
あとは、しっかりと維持してくださいね。
このブログを応援してくれる人は、下のバナーをクリックしていただけるとありがたいです。

0 件のコメント:
コメントを投稿