ハード面を書いたので、今度はソフト面。
根本的な歯科医院の組織自体にもpdのシステムが導入されています。
磯崎先生に教えてもらったのですが、
普通の歯科医院は、院長の下に、衛生士、歯科助手、受付がありますが、
この医院では、受付の下に、歯科医師、衛生士、歯科助手がいるそうです。
すべてのスケジュール管理を受付が責任をもってやる、
それを残りのメンバーが時間通りにこなすのがそれぞれの責任だそうです。
そのため、受付が、受付の仕事のみに専念できるように、この病院のセットだと歯科医師2人になるそうです。
1人だと、受付の仕事が少なくて、暇な時間ができるので、掃除などの仕事に院長はまわしたくなる。
そうすると、今度は受付の仕事が疎かになる。
結構、これ当たっている医院多いですよね。
深い。
歯科医師の方も、ひとつひとつの治療にもちゃんと決まった時間があるようで、
例えば、インレー形成なら9分、根治なら11分(時間は適当です)のように決まっているそうです。
しかも分単位です。
それをちゃんと守るようにするのが仕事だと言っていました。
確かに、これが守れないからどんどん予約が狂ってくるんですよね。
よくあるのが、今日は暇だから、別のところも治療するという考え。
これをするからめちゃめちゃになっているのに、欲がそうさせるんでしょうか。
いそざき歯科では、非常にスムーズに予約が進んで行きました。
予約患者数は多いのに、全然せかせかしておらず、優雅に診療されていました。
先生の診療姿勢が非常に綺麗なのもその理由なんでしょうね。
完全に、
この姿勢で、すべての治療が行われていました。
保険診療で、マイクロスコープをほとんどの治療で使用しているのは、数えられる程しかいないでしょうね。
それを可能にしているのも、このしっかりした診療システムがあるからですね。
あと、それを実行できる磯崎先生も素晴らしいです。
卒業直後に、もっと知りたかったです。
そうすれば、もっと違った診療スタイルになっていたのにと思います。
今からでも勉強して行かないといけないなって思いました。
非常に刺激を受けた見学でした。
磯崎先生、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。
次は、雪が無くなったら新潟に行きたいなぁ。
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