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左:奥から2番目に保険の金属のインレー 中・右:ダイレクトボンディングで治療した後 |
下の奥歯に金属の詰め物が入っている人は結構います。
そして気になっている人も多いと思います。
やはり下の奥歯は口を開けて笑ったり、喋ったりすると見える位置ですからね。
現在日本の保険診療での奥歯の虫歯治療は、写真のような金属の詰め物インレーか全部被せてしまう金属の被せ物FMC(昔はFCK)が多いです。
強度と効率を考えるとそうなってしまうんですよね。
削って型を取れば、技工士さんが作ってくれてそれをくっつけるだけで済みます。
非常に効率的です。
しかし、人間の歯の色は金属色ではありませんので、やはり不自然ですよね。
今回の患者さんも金属の詰め物が見える、金属を口腔内に入れておくことが気になって相談されました。
麻酔、ラバーダムをして、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を覗きながらインレーを除去、インレーの下にあったアマルガム、虫歯を除去してダイレクトボンディングを行いました。
マイクロスコープで見ると細かく鮮明に見れるので取り残しや削り過ぎが少なくなります。
「ダイレクトボンディング」というのは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)をつめていく審美歯科治療です。
今回のように歯と歯の間をレジンで詰めていくのは非常に手間と時間がかかります。
実際今回の治療も2時間近くかけて行うことになりました。
なので保険では難しいのです。
でも時間をかけたおかげで、一番上の写真を見て頂けるとわかるようにある程度自然な感じになったと思います。
ちなみに、その後ろの白い詰め物は他の医院での保険で行ったレジン治療です。
時間をかけれなかったら、のっぺりして詰めただけの感じになってしまいます。
奥歯なのでパッと見た感じ目立たなければ問題無いと言えばそうですね。
私は、正直あんまり奥歯のダイレクトボンディングは得意ではないです。(オイオイ・・・
今回は結構良い感じで出来た方だと思います。
この程度でよければご連絡下さい。
歯と同じ色の樹脂であるコンポジットレジン(CR)を、直接、歯に盛り足していくことで、
むし歯の治療や、歯の形・色をかえたりすることが出来る
審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」
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