2020/02/19

治療例 歯にある白い斑点ホワイトスポットを目立ちにくくするアイコン(ICON)治療

広島県福山市の自費専門歯科医院 SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

新型コロナウイルスの不安が広がってきていますね。
対策としては、手洗い・うがい・体調管理。
熱などの症状が出ている時は無理して仕事するのではなく休むこと。
すごく当たり前のことですね。
しかし、この当たり前が難しいです。

歯についても、歯磨きを丁寧にして、規則正しい生活をおくれば、トラブルはほとんど起きません。
でも、この当たり前が難しいです。

当たり前を実行していきましょう。


さて、最近当院で急激に問い合わせが多かったものがあります。
それは、ホワイトスポット治療の「アイコン(ICON)」です。

どうやらテレビで取り上げられたようでその影響でホームページやブログで扱っている当医院が見つかったようです。

確かに、アイコンあまり扱っている歯科医院少なそうですね。
とても良い治療方法なんですが、
・そこまでの需要がない
・キットがそれなりに高い
・治療時間が30分以上かかる
・治療に確実性がない
ということで導入しないところも多いのでしょう。

私個人としては、ホワイトスポットの第一選択としてはとても良い治療方法で、試してみるというのは良いことだと思っています。

詳しく説明していくと、
「ホワイトスポット」というのは、歯の表面にある白い斑点のようなものです。


今回の患者さんも前歯2本のホワイトスポットを気にされていました。
特に、歯が乾燥すると白さが増して気になるということでした。

「ホワイトスポット」の原因は、
・初期虫歯
・歯が作られる子供の時に体調不良などによって形成不全が起きた
の2つがあります。
両方とも崩れたり剥がれたりしない限りは削ったりする必要はありません。

しかし、見た目、審美的に気になる人は多いようです。

アイコンが発売される前は、
・削ってレジンをつめる
・削ってラミネートベニア(付け爪のようなもの)をつける
・削って被せものを入れる
などがありましたが、やはり歯を削ることはリスクが伴います。

それに引き換え「アイコン(ICON)」は、3種類の薬液を順番に塗布していくという方法で、ホワイトスポットを目立ちにくくします。
イメージ的には、酸でスポンジ状にして、そこに透明な樹脂を流し込んで固めるという感じですね。
そのため、歯を削ることもないし、痛みもありません。
削るなどの治療方法に比べて、歯へのダメージも少ないですし、予後も良いと思います。

しかし、欠点としては、どれくらい目立ちにくくなるかは、実際にやってみないとわからないという点ですね。
私の経験的に、今よりは目立ちにくくなるけど、それが患者さんの希望する様になるかは不明という感じです。
少しでも変わると満足する人もいれば、完璧に消えないと満足しない人もいると思います。
アイコンで完璧はなかなか難しいと思います。

さて今回の患者さんのアイコンの結果の写真です。
ラバーダムをして40分ほどかけて治療を行いました。
アイコンは薬液を塗布して数分待つというのを繰り返していきますので、どうしても時間がかかります。


今回はかなり良い感じになったと思います。
患者さんもかなり喜んでいましたね。

この写真は治療直後なので、歯をしっかりと乾燥させた状態なので、歯が少し白くなっています。
根本を見てもらうと境目ができていますが、これはラバーダムの境目です。
時間とともに潤ってきてもとに戻ります。
それとともに、よりホワイトスポットも目立ちにくくなると思います。

今回はたまたまうまくいった例ですので、必ずこうなるわけではありません。
私も保証できません。
でも、削る前に一度試してみる価値はあると思います。

アイコン(ICON)についてもっと知りたい場合は下のところから読んでみてください。

ホワイトスポット治療
「Icon アイコン」














最後に、別の写真を載せておきます。


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