顕微鏡歯科入門
今度受けに行くマイクロスコープ(顕微鏡)のセミナーの勉強のために調度良さそうな本を
見つけたので購入して読んでみました。
顕微鏡を使った歯科治療の本はなかなかなくって、やっと見つけたという感じというか、
これしかないという感じでしたが、
これはかなりいい本でした。
というのもかなり具体的なやり方や、注意点が載っています。
内容は、
に詳しく載っていますが、
顕微鏡を利用した治療、特に根管治療(歯の中の神経の部分の治療)とCR治療(虫歯治療の一つでプラスティックを詰める治療)に焦点をあてて書かれています。
著者の先生方が実際に使用して非常に便利だと思う道具が紹介されていたり、
実際の手技が事細かに載っています。
面白いのは、実際に起った治療のミス、
例えば、リーマーの破折が実際に起こり、それを除去した実際のケースを詳しく説明しています。
1時間の治療4回かかったとかすごいです。
根管治療においては、
・根管の探し方を解剖学的、統計学的な考え方からのアプローチの仕方
・歯根破折の診断方法
・パーフォレーションの治療の仕方
・リーマーなどの器具の破折の除去の仕方
・歯根端切除術の仕方
など、マイクロスコープを利用しない先生方でも非常に興味をそそる内容が満載で、
非常に勉強になりました。
マイクロスコープの練習方法までも書かれています。
ありがたいです。
本に載っていた治療の動画が入ったDVDも付属しており、実際の治療の映像も見れるのでこれまた非常にわかりやすく勉強になりました。
こんどのセミナーが非常に楽しみです。
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