2021/07/01

治療例 ダイレクトボンディングですきっ歯(歯間離開)を自然な感じに。

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

7月に入りましたね。
今年も後半戦です。早いものです。
そういえば、当医院がある福山市に私が引っ越してきて、10年になりました。
私は40歳なので、1/4をこの福山市で過ごしてきたことになります。
福山市は、台風は来ないし、雪はほぼ降らないし、程よく田舎だし、広島市、岡山市の間でそれなりに便利だしと、結構気に入っています。
やっぱり災害が少ないのはありがたいです。

さて、恒例の治療例紹介です。
今回は「ダイレクトボンディング」です。
ダイレクトボンディングは、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を直接歯に盛ることで歯の形や色を変える審美歯科治療方法です。
今回のようなすきっ歯(歯間離開)の場合は、歯に足すだけなので、歯を全く削ったりする必要がなく歯へのダメージがありません。
削ったりしませんので麻酔もする必要がありません。

ではまず治療前の写真です。


真ん中の歯の間に隙間があります。
どうやら左右2番目の歯が小さい(矮小歯)なのが原因で、スペースが余り、それが真ん中にスペースができる原因になっているようです。。

初回のカウンセリングで、すきっ歯は矯正で治療するのが第一選択であることを説明しましたが、費用と時間の面で難しいということになりました。

第二選択として、当医院としておすすめしているのが「ダイレクトボンディング」です。
先程説明したように、歯を削らないのでダメージは少ないです。
デメリットとしては、レジンを盛っているので、将来的なレジンの変色の可能性があります。あと、レジンが欠けたり外れたりする可能性があります。
レジンの強度ですが、私が治療してきての経験談としては、レジンの部分のみで硬いものを噛まない限り外れたり欠けたりはしないですね。

あともう一つ、歯の間を埋めるということはそれだけ歯が大きくなるというデメリットがあります。
これはカウンセリング時にレジンを硬化させないデモを行うことで、治療後のイメージを患者さんに体感してもらっています。


これがその時のデモの写真です。
実際に治療後の形になるので、顔や体とのバランスを実際に見ることができます。
これは本当に大切で、大きくしても、患者さん自体が男性で体格が大きい方の場合はあまり不自然に見えないということも多いです。
逆に小柄な女性の場合は、少し大きくしても目立つかもしれませんね。

さて、今回は、男性で、特に不自然な感じではなかったので患者さんからOKもらいました。
2番目の歯を大きくすればより全体的なバランスも良くなると思いましたが、患者さんが気にしていないということもあり今回は治療しないということに決定しました。

で別の日に予約を取り本番です。

当日は、2時間程度時間がかかりました。
ラバーダムをして、できるだけ良い環境で治療を行いました。


治療後の写真がこれです。
歯の根元のところまできれいに作るために歯ぐきを触っているので少し出血していますが、すぐに回復します。

なかなかバランス良くできたかなぁって思っています。

より拡大して撮った写真です。

治療前

治療後

ついでに角が少し欠けていたのも修正しています。

治療前

治療後


治療前

治療後

これだけ拡大してもそんなに目立たないので、普通の人との距離ではほとんど気づかれることは無いかなと思います。

ダイレクトボンディングなどの審美治療はドクターのテクニックとセンスで結果は大きく変わってきます。
現在の私のテクニックとセンスはこの程度ですので、相談してみようかなぁって思われる方は気軽に相談してください。
福山の田舎でゆったりと相談と治療をしていますので。

詳しくはこちらのサイトを参考にしてください。



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