2024/10/30

治療例 虫歯治療で出来るだけ小さい治療が出来るのも「ダイレクトボンディング」のメリット

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

息子が大きくなり、自分の部屋を充実させて欲しいと言ってきました。
今までは私の部屋で一緒にパソコンを並べて、息子の部屋はほぼ物置状態でした。

ということで、久しぶりに木工DIYで、机と本棚を作ってあげました。

 

一から設計して、ツーバイフォー材とワンバイフォー材を使って作りました。
机は本人の希望で真っ黒に塗装しました。
黒はかっこいいですね。
でも、ホコリが目立ちますね。
幅は180cmあるので広々です。

私の部屋から自分の部屋に移動してしまって、私の部屋は広くなりましたが、ちょっとさみしくもなりますね。

さて、恒例の治療例です。
今回は「ダイレクトボンディング」ですが、このサイトでよく取り上げている歯間離開に対する治療ではなく、「虫歯治療」です。

「ダイレクトボンディング」は、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を接着して歯の治療をします。
このレジンは、粘土のような柔らかさで、強い光を当てると固くなるという性質があります。
そのため、詰めるときは柔らかいので、アンダーカットのあるところにも押し込むことが出来ます。
この性質のお陰で、金属の詰め物の治療に比べて、削る形に自由があり、虫歯のところのみ削るということが出来ます。
削る量が少ないということはそれだけ歯へのダメージが少なくて済み、歯が長持ちします。

治療前の写真です。


左上の6番目の歯に、5番目の歯との間に虫歯があります。
黒いものが歯の中に埋まっているように見えているのがわかりますか?


麻酔をして、ラバーダムをして治療開始です。
背景が紫色になっているのはラバーダムをしているからです。
ラバーダムについては
ここを参考にしてください。

隣の歯との間に金属の板を入れているのは隣の歯を削らないようにするためです。

この写真は、マイクロスコープ(顕微鏡)で、私がみている映像を写真で撮ったものになります。
マイクロスコープで治療すると、明るく、拡大して見れるので非常にはっきりと判断することが出来ます。
削り残しが無いか調べることが出来ます。
染め出しもしているので少し青色になっている部分もあります。
マイクロスコープについては
ここを参考にしてください。


マイクロスコープだとここまで拡大することも出来ます。
レジンを詰めるために金属の板で囲いを作っているのですが、それと穴の間に隙間が無いか、きっちりと沿っているかを確かめています。



治療後です。
段差が無いかをチェックしています。

このブログでは歯間離開の「ダイレクトボンディング」をよく取り上げていますが、虫歯治療の「ダイレクトボンディング」もあります。
今回のように、出来るだけ小さく治療をしたい場合にも非常におすすめできます。

当院では、自費診療専門とすることで、

・治療時間の確保
・貸し切り診療
・ラバーダム
・マイクロスコープ

というシステムを使って、出来るだけ頑張っています。

相談してみようと思われた方は気軽に連絡をお願いします。


より詳しくはこちらを参考にしてください。


2024/10/22

治療例 ガタガタ(叢生)の歯並びを抜歯無しでマウスピース矯正できれいにする



広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

一気に寒くなりましたが、よく考えれば10月も後半。
この寒さが普通なんですよね。
今までがちょっと暖かすぎたというか、暑すぎたんですね。

10月といえば、ハロウィンです。
ということで今年もハロウィンの飾りつけを診療室にも出しています。
数年前に作ったペーパークラフトです。
なかなかかわいいですよね。

さて、恒例の治療例です。
今回は、「マウスピース矯正」です。

「マウスピース矯正」は、透明なフレームを装着することで歯並びを改善する、比較的新しい矯正方法です。
透明なフレームを装着するだけなので、目立ちにくい、取り外しが出来るので食事いつも通りに出来る、歯磨きがしやすいなどのメリットがあります。
特に、目立たないというのは患者さんにとってはありがたいですよね。
矯正したいけど、金属の装置(ブラケットやワイヤー)をつけるのは嫌と躊躇していた方にはかなりおすすめです。



治療前の写真です。
40代 女性
上顎の前歯の歯並びを改善したくて当医院に相談に来られました。

歯が並ぶスペースに比べ、歯が大きいのが原因で、歯がガタガタになり重なっています。
「叢生(そうせい)」と言われる歯並びです。

他の歯科医院に相談したら、上下で4本抜歯が必要と言われたそうです。
患者さんの希望は、上顎のみで、抜歯せず、出来ればワイヤーをつけずに矯正したいと言われました。



治療後の写真です。
治療期間は12ヶ月です。
上顎のみで、抜歯なしです。

抜歯をせずに治療する場合は、スペースを確保するために前歯を少しずつ削って、少し小さくしています。
せっかくなので、歯の形をシャープな感じにさせていただきました。

当医院では、出来るだけ患者さんの希望に沿った治療方法を提案しています。
気軽に相談してください。


当医院での「マウスピース矯正」の他の治療例はここで見れます。
https://eastdental.blogspot.com/search/label/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%9F%AF%E6%AD%A3


「マウスピース矯正」についてはここに詳しく書いていますので参考にしてください。




















2024/10/09

治療例 すきっ歯を無麻酔で削らずにダイレクトボンディングで見た目を改善

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

涼しくなってきたと思ったら今度は寒くなってきましたね。
一気に冬になるのでしょうか?

当医院の駐車場に大きな木があるのですがこれを剪定してみました。
当医院がオープンして10年になるので、かなり大きくなっています。
隣の木と被っているところをメインに切ってみました。
この木はとても美しく、私はとても気に入っていますので、ぜひ当医院に来られた人は見ていってくださいね。

さて、治療例です。

今回は、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を歯に直接盛ることで歯の形を変える「ダイレクトボンディング」という審美歯科治療です。

治療前の写真です。


上顎の前歯に隙間がある(すきっ歯)なのが気になると当医院に相談されました。

すきっ歯は歯並びの問題なので、第一選択は「矯正」になるのですが、費用や治療期間の問題から選べないことがあります。
その時は、「ダイレクトボンディング」をお勧めしています。

すきっ歯(歯間離開)の「ダイレクトボンディング」は、歯と歯の間を埋めるだけなので歯を削る必要はありません。
なので、歯へのダメージはほとんど無く、治療時に痛みもありませんので麻酔も必要ありません。

治療後の写真です。




上顎の真ん中の歯2本のみ治療を行っています。
他の部位の隙間は今のところ気にならないとのことで治療を行っていません。

なかなか自然な感じにできたかなと思っています。

「ダイレクトボンディング」は、歯医者さんのセンスと技術で結果が大きく変わります。
どこでも同じ結果ではありません。
現在のわたしのセンスと技術はこんな感じです。
気軽に相談してください。

他の「ダイレクトボンディング」の治療例はここで見れます。
https://eastdental.blogspot.com/search/label/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0


ダイレクトボンディングについてはここに詳しく書いていますので参考にしてください。