先週の日曜日に髪が長くなってきたので切りに行きました。
その時担当してくれた美容師さんの態度が非常に気になりました。
元気が無い上に、ぼそぼそ話す。
笑顔も無い。
しかも、非常に雑な手さばきでした。
髪の毛を強く引っ張るし、ハサミでちぎるように強引に切るので心地良くなかった。
最終的には、ハサミの先が頭に当たって非常に痛い思いをすることになった。
髪を切る時は、結構気持ちが良いもので、私は好きなのですが、
今回は非常に不愉快で非常に残念でした。
さて、ここで問題なのが、この美容師さんは、私の頭にハサミの先を当てた後は、
さすがにやばいと思ったのか、非常に丁寧に髪を扱うようになった。
明らかに、前後で感じが違ったのでした。
つまり、やれば出来るのにしていなかったということですね。
何か、嫌なことでもあったのかも知れない。
よく「プライベートなことを持ち込まないのがプロ」ということが言われますが、
どうなんでしょうね?
確かに、ある程度は感情のコントロールでクリアー出来るのでしょうが、
やはり最高のパフォーマンスを出すには、最高の精神状態が必要だと思います。
つまり、仕事に専念できるような環境を作ることが必要だと思います。
例えば、
- 疲れすぎない程の仕事量
- 焦る必要のない込み具合
- 適度な休憩・休日
- 使いやすい道具・配置
- 心地良い室内環境
などなど。
私も、非常に忙しい病院で診療した経験がありますから、
この焦るくらい混んできたり、疲れが溜まってくると明らかに自分のパフォーマンスが下がってくるのがわかります。
最高のパフォーマンスを出すために、自分の病院を作る時は、忙し過ぎない様にしたいですね。
その方が、自分にも、患者様にも良いはずですからね。
さて、もうひとつ、最終的に、髪型は非常に良い感じに出来上がり、家に帰ったら妻に褒められました。
つまり、技術は悪くないということですね。
でも、心地良くない。
私たち歯科の治療というのは基本的には心地いいはずはありません。
ドリルで削ったり、麻酔したり、型を取ったり、歯を抜いたり。
でも、話し方、顔や口の中への触れ方などで、大きく感じは変わると思います。
どうリラックスしてもらうかというのは、技術と同じくらい大切で必要なことだと思います。
技術は素晴らしいけど・・・って思われるのはもったいないですよね。
逆はもっと問題ですけど。
色々考えさせられる出来事でした。
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