目立つ場合もあり、審美的に気になるということで当医院に相談に来られることがあります。
ホワイトスポットの原因は2つあります。
- 「形成不全」:歯ができる時に体調不良等で上手くできなかった場合
- 「初期虫歯」:実質的な穴が空いていない虫歯の場合
ホワイトスポットは、実質的な欠損、つまり穴があいてこない場合は基本的に放っておいて良いのですが、どうしても見た目的に気になる人もいますよね。
特に前歯の場合は気になる人が多いですね。
治療方法は、ホワイトスポット治療薬の「Icon(アイコン)」を私は最近は使っています。
Iconは歯を全く削らずに、3つの薬液を順番に塗布することでホワイトスポットを目立ちにくくしてくれます。
削らないので麻酔も必要ありませんし、痛みも全くありません。
私の使ってみてのイメージは、歯の表面を酸でスカスカにして(といっても見た目は分からないです)、そこに透明な樹脂を流し込んで透明感を復活させる感じです。
表面と言っても酸で処理する範囲なので1mmもいかないです。
さて、今回紹介する患者さんも前歯にホワイトスポットがありかなり気にされていました。
確かに前歯4本の先端部分に白いモヤモヤっとした部分があります。
特に歯が乾燥すると目立つということでした。
ということで、Iconを4本行いました。
時間的には、口腔内写真、清掃、ラバーダムする時間も入れて40分程度ですね。
Iconの最中は薬の効果が出るまで待つ時間が3分とかあるので基本的に地味で暇ですね。
上の写真が、治療前後の写真を比べています。
直後は自分の歯をしっかりと乾燥させるので自分の歯がちょっと透明感のない白になっていますが、Iconをしたホワイトスポットのところはしっかりと透明になっているのがわかると思います。
時間が経って水分が入ってくればより馴染んでわからなくなると思います。
今回Iconはかなり効果が出たと思います。
先程書いた通り、Iconは表面からの処理なのであまり深いところまでは薬が届きません。
今回の患者さんはあまり深くないホワイトスポットだったのでほとんど消えるレベルにまで改善されたと思われます。
削ったり、かぶせたりする前にする選択肢としては、Iconは非常に良いと思いますので、もし悩まれている方は試されてはどうでしょうか?
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審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」
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