最近、週に2冊は本を読んで勉強しています。
その中で、気に入った本の一つを紹介します。
カジュアルでお洒落な「通うこと自体」が楽しみと言われる料理教室
の女性創立者である志村なるみさんが、
ABC Cooking Studioという会社を作り、
どのような気持ちで育てていったかを書いています。
特に、この会社は、99%近くが女性スタッフという、私の職業である歯科医院と非常に似た環境の中、
どうやってスタッフのモチベーションを上げ、育てていくのかが面白かった。
非常に、厳しいですが、逆に頑張れば、それだけ成長できると感じさせてくれる作者の考え方や、それをシステムに落とし込んでいるところが素晴らしいです。
例えば、本文から
「働くとしうことは、上司に言われたことをこなすことではなく、一人ひとりが会社作りに参加すること。いつも会社と自分は五分五分の立場で、会社に寄りかかってはいけない」
「ABCで学ぶことがなくなったと感じた時は、退社の時。そうならないように社員にとって常に勉強する課題があるように会社を成長させたいと経営者として思います」
などなど、なかなか言えるものでは無いですね。
実力主義を導入しているらしく、年下の上司ということが多くあるそうです。
そんな複雑なところなども説明してくれています。
あと、どうブランドを作っていくのか?ということにも深く述べられています。
今までの、硬いイメージの料理教室の常識を見事に打ち砕いています。
そして、そのブランドのイメージを強化すすためには、
「現在それを使用している多くの人たちとの「約束」を守ることがとても重要」
と本文で述べられています。
他人にも厳しいが、自分にも厳しい感じが非常に感じられる文章でした。
わかりやすく伝えるという作者の気持ちが感じられる非常に読みやすい文章で、一日で読むことが出来ました。
スタッフの教育に院長などは読んでもらってもいいかも知れませんね。
それ以外の人も、是非、勉強になるのでお勧めです。
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