2013/02/26

いそざき歯科を見学させて頂きました。その2

その1の続きを書きたいと思います。

色々写真を撮ってきたのでそれも入れて書いていきたいと思います。

今回は、ハード面から。

まず、受付の机の形。

この受付の机の広さもちゃんと意味があり、これ以上の広さや狭さだと、理想的な患者さんと受付の距離感にならないそうです。
その横のソファーも数、大きさ、配置もちゃんと意味があり、予約システムからの人の数が理想的になるようになっているそうです。

あと、ぜひ欲しいと思ったのが、患者さんに説明する部屋。

非常に面白い形をした机ですよね。
この形の意味は、何も説明しなくても、患者さんは右側の一番奥に座るそうです。
確かに、この曲線が、そこを示している気がします。
机の大きさも、ドクターが手を伸ばした時に届く範囲に作られています。
ドクターの椅子は固定されていて、回転だけします。
椅子の下の部分も、かかとが当たらないように引っ込んでいるんだそうです。

ちなみに机の上にあるのはカルテです。
封筒に、カルテの紙を半分に折って入れています。これもちゃんと意味があるそうです。

次は診療台
これは、私も開業したら導入しようと思っているチェアーです。
チェアー自体の話はまた今度にするとして、
面白いのは、床です。
チェアーの下の部分だけが汚れに強い素材でできていて、それ以外の部分は絨毯のような素材でした。
これが意味するのは、「この範囲しか汚れませんよ」ということです。

他の歯科医院では全部の場所が汚れても良いようにしていますし、実際、汚れています。
器具や道具、印象材などを色々なところから持ってきたりするからです。
でも、このシステムでは「ココだけ」で完結するので、このエリアだけしか汚れないのです。
素晴らしい。



先ほどの受付も、部屋も、これも、いそざき歯科オリジナルというわけではなくて、pdのシステムの一部分だそうです。
この建物の内部にあるチェアーの数、配置、受付や、レントゲン室の配置、カウンセリングルームの数(3つ)、配置、技工室、滅菌エリア、そこにある家具全てが、pdで規格化されているそうです。
全部が一つのパッケージになって動いているということだそうです。
全く同じデザインの診療室が日本に数十件あるそうです。

非常に奥深いですよね。
無駄なところがないから、スムーズに治療ができる。
すべて規格化されているので、治療の標準化ができる。
標準化されているからクオリティーが保証される。
すごいです。

ちなみに、診療室には、不必要なものは全く無いので非常にスッキリと綺麗でした。
普通の歯医者にあるような移動できるキャビネットなどはなく、と言うより、動くものはひとつもありませんでした。
椅子なども全部固定です。
確かに、動く必要は無いですからね。

今回はここまで。
その3に続く。次はソフト面を書けたらいいな。



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