「子供にマウスピース矯正はできる?」
というのがあります。
確かに、親としては子供の歯並びは気になりますよね。
結論としては、
技術的には可能ですが、難しい
と私は思っています。
矯正治療には基本的には年齢は関係ありません。
ワイヤー矯正や床矯正などは永久歯が生え揃っていない子供の頃から、
40代・50代の人まで対応しています。
マウスピース矯正も同じで、十分対応出来ます。
実際、私はマウスピース矯正で、下は18歳から上は60歳代まで治療して来ました。
治療した経験上感じるのは、やはり年齢が若いほうが、歯の動きは良いということぐらいです。
逆に年齢が上だから動かないというわけではないです。
だから技術的には可能なのです。
逆に動きやすいのでやりやすいくらいです。
では、なぜ難しいのか?
マウスピース矯正のメリットである「取り外せる」というのが、
子供にはデメリットになりやすいのです。
大人は、自分の歯並びが気になって、自分のお金で、納得して治療を受けます。
しかし、子供は、自分の歯並びは特に気にしていなくて、親のお金で、親に説得されて治療を受けていることが多いです。
そのため、親の管理が行き届かない学校などで外してしまう可能性があります。
マウスピース矯正などの取り外しができる矯正装置は、装着していないと効果がありません。
そういう理由で難しいのです。
でも、子供自身が自分の歯並びを気にしている場合は、ちゃんと装着してくれるので十分対応できると思います。
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