マウスピース矯正をしている患者さんが左上の歯が何もしなくても痛いと訴えられました。
マウスピースのフレームが食い込んでいるのかと思って調べると、
どうやら前から5番目の歯が怪しい。
叩くと痛みが出ていました。
レントゲンを撮ると、根の先に膿が溜まっているようでした。
歯茎の上から根の先の部分を触ると確かに膿が溜まっている膨らみも触れました。
どうやら、今入ってる金属の詰め物の治療の時に、
歯医者さんに、
「虫歯が深いから後に神経が死んでしまうかも」
って言われていたようです。
その時が来てしまったようですね。
金属を外すと隣の歯と接する部分の歯がほとんどない状態になりました。
仕方ないので、レジンで隔壁を作り、根の治療開始。
根の中を開いてみると、膿がどくどく出てきました。
次の日には、痛みも引いて、何度か薬を交換して、根の中を薬で詰めて(根充)
根の治療は終了です。
本当はあまりやらないのですが、
本人の希望で、歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)で歯を作っていくことになりました。
で、1時間ちょっと後がこれです。
ちょっとシャープに作り過ぎたかな?
ここらへんは好みがあるかも。
男性はシャープなデザインを好むと言われているので、
私が作るとシャープになってしまうのかも。
2週間ほど経過しましたが特に問題ないようです。
▼他のコンポジットレジン(CR)の治療例
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