2013/09/03

矯正治療のデメリットや限界について その5


マウスピース矯正に限らずすべての矯正治療についてのデメリットや限界について何回かに分けて書いていこうと思います。


その5

「ブラックトライアングルが出来る可能性がある」

「ブラックトライアングル」とは、歯と歯の間に隙間ができて、それが黒い三角形のように見えてしまっている審美障害の一つです。



この写真は当医院の患者さんの写真です。
真ん中の歯の間に隙間ができて、口腔内の暗さが透けて黒い三角形▼のようになっています。

原因として、

矯正治療をすることで、歯並びが綺麗になり、清掃性が上がり、もともとあった歯肉炎による歯肉の腫れがなくなり、引き締まってできる場合

重なっていて歯と歯の間が狭くて骨や歯肉が少なかった人が、歯をきれいに並べ変えることにより、歯の間がしっかりと開き、歯の間の歯肉が横に引き延ばされ歯肉の高さが減る場合

などが考えられます。

特に、歯の形が上が大きく根本が小さい、くびれが大きい場合には、起こりやすいです。

これは矯正治療ではどうしても起こってしまいます。

歯周病が原因で起こっているわけではないので健康上は特に問題ないです。
小さいものだと徐々に歯肉が盛り上がってきて目立たなくなってきます。

しかし、大きいものだとある程度は回復してきますが、どうしても残ってしまうことがあります。

改善方法として、

  • 歯と歯の間を少し削って、もう少し矯正治療をして、歯の間を狭める。
  • ブラックトライアングルの部分に歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を詰める

などの方法があります。

ちなみに、上の写真は、ブラックトライアングルをCRで改善しています。
詳しくは、「治療例 レジンで前歯部の審美治療」を参考にして下さい。

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